離婚に向けて別居をする場合、荷物をどうするのか悩むところです。
新たに住まいを借りる場合、最低限の荷物は必要になります。
少しでも金銭的な負担はかけたくないところですが、結婚をしてからの荷物は2人の共有財産です。
後々トラブルにならない為に、持ち出して良いものと悪いものをリサーチしていくことが必要かと思います。
それらの事を踏まえて、今回は荷物に関しての注意点をお伝え致します。
家を出られる時に覚悟しておくこと
出典:pexels.com
別居を考えて家をでられる時に確認して頂きたいことがあります。
大きな荷物は、余程のことがないと考えられませんが、小型の荷物など夫によっては荷物を捨てられたりする場合があります。
そんな事はないと安易に考えて、大事な物を捨てられては後の祭りです。
ですので、身の回りの物だけ持ち出して後で取りに行くと考えないことです。
荷物を取りに行ったら鍵が変えられていた、なんてこともあります。
家を出られる時は、いろいろな場面を想定されて、行動されるとよいでしょう。
勝手に持ち出さない
家を出る決心をして別居に踏み切る時に、荷物の持ち出しは時と場合に寄りますが、基本的には話し合いで決められることが一番良いかと思います。
(DVなどがある場合にはこの限りではありません)
話し合いで問題が解決しない場合は、持ち出して良いのは結婚前に持っていた物だけになります。
離婚時に財産分与の対象になる物もありますので気をつけて下さい。
どんな物を持ち出してはいけないのか?
一緒に住んでいる家にある、婚姻中に買った物、家具や家財道具や電化製品は殆どの物が共有財産の対象となります。
どちらが持ち出すかということは、あくまで話し合いで決めるようになります。
持ち出して良いものは?
特有財産となる物は持ち出しても大丈夫です。
嫁入り道具で持って来た家具や品物。
結婚前する前の、自分の貯金で買った物などになります。曖昧になる物は避けておく方が良いでしょう。
持ち出せる時期
家を出る際に荷物を一緒に持ち出したいと考えているかと思います。
話し合いが付かない別居の場合は難しいです。
ご自分の物以外は離婚の話し合いの時になりますので、時期がはっきりしていません。
話し合いが長引けば長引く程に持ち出しは厳しくなります。
さいごに
このように荷物の持ち出しは、別居時はかなり難関です。
大事な荷物は必ず家を出られる時には持っていくことが必要になります。
後々の為に家を出る時に写真を撮っておくことも大切なことだと思います。
事前準備を充分されてからの別居を考えて見てください。
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