離婚が頭をよぎったときにすべきことは?法律相談の前に話し合いを!

夫婦の会話がない、不満があっても言えずに我慢している、喧嘩が絶えない、愛されていないなど、結婚生活に疑問を持ち始め、離婚が頭をよぎっているあなたへ。

まず、最初に相談するのは友人ですか。親ですか。それとも弁護士ですか。

最初に誰に相談しますか

新婚,子育て世代,熟年夫婦、世代によってそれぞれ悩みはあるものです。

性格の不一致、浮気や借金、嫁姑問題など理由は様々。友人や親に愚痴をこぼしても、建設的なアドバイスを得ることができず、気持ちが前に進めないということもあるのではないのでしょうか。

なんとか解決したいと思い、ネットで探すと真っ先に出てくるのが弁護士事務所。離婚を決断していない時に弁護士事務所へ相談に行った際に心得ておくこととは。

弁護士事務所で相談できる内容

弁護士は法律のプロです。財産分与や養育費、親権や面会交流といった決まり事を好条件で進めるための専門家です。

知識を得るためにはためになりますし、迷う気持ちをケアしてくれる弁護士もいますが、心の整理がつかず決断していないまま、離婚する前提で物事が運ばれていく可能性もあります。

話し合いをしないまま調停に

別居や調停を提案されると、このまま離婚をした方が明るい未来が待っているのではないかと思うようになり、気が付いたら離婚への道を辿っていたということもあります。

でも、待ってください。自分自身の不満や思いを夫にきちんと伝えられていますか。お互いの気持ちが歩み寄ることができたら修復する可能性もありえるのではないでしょうか。

「ごめんね」のたった一言が聞けたら解消することだってあるかもしれません。

調停は条件を決める場所

調停委員に仲介に入ってもらえば話し合いができると思い調停を申し立てたという話もよく聞きます。

しかし、調停の場は財産や養育について条件を決める場所であって、夫婦間の気持ちを仲介してくれる場所ではありません。

また、書面でのやりとりで条件闘争になっていくため、お互い相手を批難する内容を記載していくうちに、当初よりも調停中に関係が悪化してしまうことも多いにありえるのが現状です。

子どもの気持ちが置き去りに

離婚が決まるまで子どもを夫に会わせないと考えている人もいるでしょう。
調停で責め立ててくる夫に対して、子どもを会わせるのは心配だと思っている人もいるかもしれません。

子どもにとっては親の別居や離婚は突然起きた悲惨な出来事です。ただでさえ辛い思いをしている子どもから突然父親を取り上げてよいのでしょうか。

夫婦間は揉めても親子関係は変わらず続いています。夫婦問題と子どもと父親を会わせることは別の事と捉え、別居中も継続して父親に会わせることが子どもの心の平穏につながります。

法律相談の前に話し合いを

あれよあれよという間に司法の場に導かれて夫婦関係がこじれて離婚。そして子どもの養育のことも直接話し合うことができず、離婚後もわだかまりがあるがゆえに、面会交流に後ろ向きになってしまうというケースに陥りがちな子連れ離婚。

そのようにならないためにも、初期のうちに互いで話し合うことが大事です。

どうしても二者で話すのが困難な場合でも、すぐに弁護士相談ではなく、夫婦問題カウンセラーなど心の仲介の専門家に仲介に入ってもらう手段もあります。

それでも折り合いがつかないときは弁護士を頼り調停の場にならざるを得ませんが、突然家を出て行き連絡を閉ざしたり弁護士任せにしたりせずに、きちんと向き合うことで、元夫から逃げ続けることのない堂々とした明るい未来が待っているのではないでしょうか。

さいごに

司法の場では気持ちの面の話し合いはできません。離婚を決断したのであれば、揉めるよりもきちんと話し合って円満離婚をめざしましょう。

子どもの父親としての夫と離婚後もよい関係を築けるようになれば、子どももストレスも軽減されます。子どものためにも自分のためにも、未来を見据えて感情をうまくコントロールすることが大切ですね。

ABOUTこの記事をかいた人

しばはし聡子

東京都在住。中学生の息子を育てるシングルマザーです。自身の離婚経験を生かし、同じように悩み苦しむ方の手助けをしたという思いから夫婦問題カウンセラーの資格を取得し「後悔しない決断」ができるようサポートしています。また、離婚後の親子関係の継続を重んじ「せたがや離婚・面会交流相談室りむすび」を設立。講演会やワークショップ等を通して面会交流普及活動を行っています。

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