離婚に伴う子育ての悩み・別居中も面会交流はするべき?!

離婚を迷っている、または離婚を決意していて、現在別居中のママさんへ。別居している間、夫と子どもを会わせていますか。

「調停中なので会わせない」「離婚して面会交流の回数が決まったら会わせる」または「一生会わせない」と考えている人もいるのでは?

夫婦関係と親子関係、どのように整理していけばよいか考えていきましょう。 

夫と関わりたくないから会わせない?!

離婚を前提に別居している場合、できるだけ夫と関わりたくない人も多いと思います。

離婚したいと思うくらいですから、夫との関係は相当こじれているのは当然ですし、二度と関わりたくないと思うのが本心かもしれませんね。

夫婦の関係が悪化するのはやむを得ないことですが、別居中ずっと父親と子どもを引き離したままでよいのでしょうか。

父親への思い

親の別居は子どもにとって大事件。

ただでさえ不安定な気持ちになっている子どもは、突如父親の存在がいなくなることによって、より寂しい思いをしています。

離婚するには、諸々条件を決めたり手続きを進めたり、調停や裁判をしていればなおのこと、あっという間に月単位・年単位で時は過ぎていきます。

その間、父親に会わない状態でいると、子どもは、父親から愛されてないのではないか不安に陥ったり、父親に会わせてくれない母親のことを憎むようにもなったりするかもしれません。

母親の顔色を見る子ども

子どもはお母さんが大好き。それだけに母親が悲しまないようにと顔色を伺いながら、言っていいこといけないことを子どもながらに判断しています。

ただ「お母さんも好きだけど、本当はお父さんのことも大好き」という子どもも沢山います。

仮に「お父さんに会いたくない」と言っているとしたら、お母さんのために言っているのかもしれません。会いたくても会いたいと言えない状況になっている子どもの本心をじっくり聞いてあげることが母親の大切な役割です。

母親の本心としては、会わせたくないから子どもが会いたくないと言うとホッとするかもしれませんが、母親の気持ちに影響されているだけで本心ではない可能性も。

子どもが会いたいと言いやすい環境をつくってあげることがポイントです。

夫婦と親子は別物

別居中も、そして離婚後も、夫婦は破綻しても親子関係はずっと変わらず続きます。

なかなか自分自身の感情が錯綜して整理しづらいところではありますが、「夫婦と親子は別物」ときちんと切り分けて考える必要があります。
 
たとえ、離婚でもめていたとしても、面会交流は子どものために粛々と行うことが大事です。

子どもにとって親はふたり

別居や離婚をしても父親はいなくなるわけではありません。

自分にとっての「夫」はいなくなりますが、子どもにとっての「父親」は変わらず存在するのです。このことを別居中から切り分けて整理することで、たとえ離婚しても子どもにとってのダメージが最小限で済みます。

別居中も会える環境を

別居しても、できるだけ期間をあけずに子どもと父親が会える環境を整えるようにすることが、子どもの気持ちの安定にもつながります。

とはいっても、直接連絡をやりとりすることが困難というケースも多いと思います。
その際には、連絡の仲介や面会交流の付き添いなどをしてくれる支援機関もあります。いずれは本人同士で連絡を取れる状態になることが望ましいですが、初期段階に利用することで面会交流をスムーズに進めることもできます。

さいごに

別居や離婚は大人の勝手な都合です。夫側に問題があると思っていたとしても、夫婦問題において原因が100対0ということはないものです。

自分とはこじれた相手でも、子どもにとっては一生父親です。自身の感情と切り分け、愛する子どもの心底の気持ちに寄り添ってあげることが大事ですね。

ABOUTこの記事をかいた人

しばはし聡子

東京都在住。中学生の息子を育てるシングルマザーです。自身の離婚経験を生かし、同じように悩み苦しむ方の手助けをしたという思いから夫婦問題カウンセラーの資格を取得し「後悔しない決断」ができるようサポートしています。また、離婚後の親子関係の継続を重んじ「せたがや離婚・面会交流相談室りむすび」を設立。講演会やワークショップ等を通して面会交流普及活動を行っています。

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