離婚裁判に慰謝料請求!夫が認めざるを得ない不貞行為の証拠とは?

何度も夫が浮気を繰り返す場合、離婚を視野に動き出した方が良さそうです。

というのも、もし離婚裁判を起こすとしたら、確実な証拠を集めておかないといけません。不倫裁判で証拠として認定されるのはどんな場面の、どんな状況なのかを大まかにまとめてみました。




動かぬ証拠の存在が鍵

不倫や浮気を不貞行為といい、「配偶者以外の異性と性的関係をもつ行為」を指します。

証拠として一番必要な要素は「肉体関係の有無が立証できるか」の一点。
それも、第三者から観ても夫と不倫相手が不貞行為に及んでいたであろうと確認あるいは推認できる証拠でないと意味がありません。

では、どんな場面で不貞行為が確認あるいは推認できるか、一例をあげてみました。

妻以外の女性と

◎ ホテルなど宿泊施設に長時間滞在した
◎ 自宅とは違う家で生活を共にしている
◎ 旅行に出かけていた
◎ 相手の家に頻繁に訪れ、長時間滞在している

では、これらを証拠としてどのような形にすればよいのでしょうか。

具体的にどんな証拠が必要か

写真やビデオの記録映像

やはり一番強力な証拠は見てわかる写真や映像です。特にラブホテルといった施設に妻以外の女性と幾度となく出入りしている写真があれば、第三者が「不貞行為を確認あるいは推認できる証拠」となります。

なお、今は素人でも簡単に編集や加工できるデジタルのものは、証拠として認定されるには難しい場合もあるようです。

音声テープ

条件付き(自宅室内、夫婦の会話の中で)で、夫が不貞の事実を認めるような発言を録音したテープが裁判の際に証拠として認められるケースも。しかしこの場合も写真同様、デジタル音声ではなく、アナログのテープに録音されているもの。

盗聴したものは証拠して認定されません。

メール、LINEなどのやりとり

メッセージのやり取りだけでは証拠としては不十分。大切なのは「性行為の存在を確認または推認できること」の一点。ただ、夫が不倫の事実を認めた際にはそれらも証拠の一つとして提示することができるので、プリントアウトしておきましょう。

さいごに

これらの証拠は、裁判に限らず協議離婚の際にも離婚の合意や慰謝料、親権の問題などで優位に事が運べる手段になります。ここにあげたものはほんの一部です。

今、不倫をされて離婚を考えているのであれば、しっかりと準備をして場合によっては専門家へ相談してください。夫には最後まで責任を果たしてもらいたいものです。

ABOUTこの記事をかいた人

徳村寛子

神奈川県在住、シングル歴8年目。マヤ暦を使ってセラピストをしています。趣味は映画鑑賞。中でもSFとファンタジーが大好き。ライフワークは、シングルマザーの恋愛応援。自分を愛して、愛される人生を体現しています。やっぱり笑顔が一番素敵!がモットー。

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