今まで専業主婦だった方、働いてはいたもの時短勤務などのパートでお仕事をしていたという方が離婚を機に正社員として働くという方はたくさんいらっしゃるかと思います。
しかし、実際に働いてみると女性だからなのか、それともシングルマザーだからなのかはわかりませんが、どうも納得のいかない言動や発言などを男性社会で活躍される人達から受けることも、時々あります。
職場での人間関係はとても大切なものでもありとても難しいものでもあります。
快適に働けるようにするためには自分自身が上司や同僚、部下とのコミュニケーションをとらなくてはなりません。
転職原因の1位は人間関係
転職をしたいという方に理由を尋ねてみると、多くの方が仕事は好きだが上司が嫌い、同僚や部下と気が合わないなど人間関係で悩んでいるという意見が目立ちます。
しかし、人間関係が良好ではないという理由で転職した方の多くが次の職場でも同じ理由で悩むケースが多いようです。
つまり人間関係というのは自分自身が作り上げている環境ということなのです。
いくら会社を変えても自分自身が何も変わらないのであればそれを取り巻く環境はなかなか変わらないということなのでしょう。
基本は笑顔で挨拶すること
職場だけではなく、ご近所さんなどと円滑な関係を築いていくには挨拶は絶対に欠かせません。
上司や同僚、部下、取引先など会社には沢山の人がいます。
初対面の相手でも挨拶をしない人と挨拶をする人とでは印象が180度異なり、笑顔で挨拶するだけで明るい人だな、話しやすそうな人だなと好印象をもたらしてくれます。
最初が肝心!
転職をして新しい会社で働く場合は、笑顔で挨拶!を心がけてみましょう。
人は第一印象がとても重要で、最初の印象が良くないと残念ながら今後もそういう印象を持たれてしまいます。
あまり関わることのない別の部署の方にも笑顔で挨拶し良い印象を与えるようにしましょう。
コミュニケーションの取り方『同僚編』
同じ目標に向かって仕事をする仲間でもありライバルでもある同僚。
特に同じタイミングで入社した同期の同僚とは長い付き合いにもなる為、仲良くしていきたいと思いますよね。
適度な距離感を保つこと
同僚とのコミュニケーションで一番気を付けたいのは「距離感」ではないでしょうか。
コミュニケーション不足も問題ですが、同僚の場合は仲良くなりすぎて言いすぎてしまったり、依存してしまったりと距離感が近すぎて最後は疎遠になってしまうなんてケースも少なくありません。
親しき仲にも礼儀あり、職場の同僚とは相談しあえる仲、お互いを高めあえる仲でいるのが一番の理想でしょう。
コミュニケーションの取り方『部下編』
出典:pexels.com
部下とのコミュニケーションはなかなか難しいもので、自分が上手くいっていると思っていても実は相手はそう思っていないケースが多いようです。
それは、部下は自分より先輩である人にとって本音を言うことが難しいからです。
自分は部下に好かれている!なんて高をくくっている方も一度部下との関係性を見直してみましょう。
権力を振りかざさずにコミュニケーションを
強い口調で意見を押し付けていませんか?部下の都合も考えず飲み会など仕事以外で都合よく連れまわしたりしていませんか?時には部下が本音を言えるような環境を作ってあげ、相談に乗ってあげるように心がけましょう。
以前の職場で上司と部下で飲みに行き、上司はお酒を一滴も飲まず、部下に好きなお酒をご馳走し会社での不満や意見など相談にのっている上司がいましたが、本当に男女問わず誰からも愛される上司でした。
きっとそうすることで部下とも信頼関係が芽生え、自分も部下も働きやすい環境が自然と生まれていくのでしょう。
助けてくれるのは同僚と部下
会社で自分が困った時、どうしても急な用事や子どもの発熱などで仕事を休んだり早退せざるを得ない時、助けてくれるのは同僚や部下です。
もちろん、普段から同僚や部下とコミュニケーションを取り、信頼関係を築けているということが前提です。
同僚や部下というのは仕事以外のプライベートなお話もしやすいです。
仕事が楽しいと人生が豊かに
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自分の家庭環境やプライベートな部分を話し合える同僚の方や部下がいれば、困った時に事情をわかってくれ、その分の仕事は私がやるので早退させてあげてください!などとドラマのようなシーンが本当にあるのです。
コミュニケーションを取るということは自分にとって多くのメリットがあるのです。
そして何より仕事が楽しいと人生が豊かになります。
さいごに
仕事を能率よくこなすことはもちろんですが、同僚や部下とのコミュニケーションもとても大切です。
よく飲みニケーションという言葉を耳にしますが、本当にそうだなと思います。
職場だけだと仕事に追われ、お昼時間なども別々の時間帯にご飯をとる会社の場合は、同僚や部下と会話をすることすら難しいでしょう。
ですから会社のイベントや飲み会などは出来るだけ参加したいものです。
シングルマザーにとって仕事終わりの時間は子どもと接したいと思う気持ちは重々わかりますが、今後もこの会社で長く働きたいと思うのであれば状況の許す限り極力参加するように心がけましょう。
どうしても参加できないときは、「できない意思表示」もきちんと伝えておき「誘っても行かない人だから」といったレッテルを張られない様にだけは、気を付けておきたいですね。
大人になってできた人脈は必ず役立ちます。
お互い思いやりや助け合いの精神をもって子育てと仕事を楽しみましょう。
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