家庭内における教育・コミュニケーションは短時間からでも育める

離婚後シングルマザーになり、働きながら子どもを育てることは、振り返ってみれば「忙しくて時間がないことを理由に子育てに向き合ってなかった」のかもしれません。

しかし、子どもの反抗期を迎え乗り越えてきた時に「あの頃に、もっとできることはあったのではないか」と考えさせられました。

幼少期の親との関わりが後に影響を与える

婚姻当時は、幼稚園に通わせていたこともあり、子どもと関わる時間もあり、将来の為にと教育を重視し考えていました。

離婚と共に、子どもの将来のことは、金銭的なものが最優先となり、保育園にお世話になりました。子どもとの時間は激変し、子育てというものに正面から考えたことがなかったのかもしれません。

目まぐるしい日々の中で・・・

子育てのほとんどを保育園に頼り、帰宅すれば短時間での食事の支度、そして、ご飯を食べて、お風呂に入れ、寝かせるだけの生活で精一杯だったのです。

しかし、私は、生活という責任だけに目を向け、子どもの心に寄り添うことが欠けていたのです。後々、子どもの反抗期はすべてを明らかにしてくれたのです。幼少期の親との関わりが、成長していく子どもへの影響がいかに大きいかを私は経験しました。
   

幼稚園と保育園の違い

保育園は厚生労働省

保育所における保育では、養護と教育が一体となって展開される。

保育所における保育は、本来的には、各保育所における保育の理念や目標に基づき、子どもや保護者の状況や地域の実情等を踏まえて行われるものであり、その内容については、各保育所の独自性や創意工夫が第一義的に尊重されるべきです。

引用元:厚生労働省・保育所保育指針解説書

幼稚園は文部科学省

 幼児期における教育は,生涯にわたる人格形成の基礎を培う重要なものであり,幼稚園教育は,学校教育法第22条に規定する目的を達成するため,幼児期の特性を踏まえ,環境を通して行うものであることを基本とする。

引用元:文部科学省・学習指導要領「生きる力」

管轄が違うことを改めて知った上でその理念など調べてみますと、子どもを幼稚園に通わせてあげたかった気持ちが明確になりました。

私自身が当時通っていた幼稚園での思い出。お絵かきの時間や、お遊戯会こと、それらが今でも鮮明に記憶に残っていたからだと思います。

保育園で育つ

シングルマザーとなり、フルタイムで働かなければ生活が成り立たないという状況の中、子どもは、1日のほとんどを保育園での生活。家にいる時間で、起きている時間は、ほんの数時間です。

おたよりノートが何よりの連絡ツールであり、何も問題がなければ安心という生活でした。離婚当時は、離婚前に通っていた同じ保育園であっても「一緒にいる時間が少なくてごめんね」と、罪悪感が襲い掛かるようになりました。

お迎えも最後の一人のお迎えで、暗い中、階段に荷物も揃えていただき、先生と二人でいる姿。辛い日々もありましたが、先生方の助けで、仕事にも行くことができ、「○○ちゃんは大丈夫ですよ」と安心感をたくさんいただけました。

「シングルマザーである」ということを言い訳にはしたくはない

周りから言われる「シングルマザーだから大変よね」の言葉は、ある意味「シングルマザーであること」に甘えてしまい、「だから時間がない」など、そういった言い訳になってしまうと私は思っていました。

当然シングルマザーでなくとも、フルタイムで働いている母親はたくさんいるのです。

そして、シングルマザーにとっては、保育園は所得によって保育料が違うというメリットがあります。同じ時間、同じように保育していただき、保育料の差があることは、とてもありがたい支援です。

家庭での時間をいかに有効にするか

働きながら一人で子どもを育てるということは、両親や地域、友人の助けもあることとは思いますが、基本、生活一般は手伝ってくれる人がいないのがシングルマザーです。

朝起きてから、洗濯、朝食、準備そして、仕事へ保育園。帰宅して、洗濯、掃除、食事、お風呂、次の日の準備。毎日が、めまぐるしく終えていきます。

でも、一番大切なことは、1日24時間は誰にも平等にあり、その中でいかに、子どもと接するかによって、たとえ同じ5分でも有効な時間にできるのです。

子どもとどう関わるか

例えば、食事の準備をするとき、お互い役割を持って、一緒に食事の準備をする。もちろん、母親自身が全部やれば、早く食事の準備もでき、早く食べることはでき、時間はかかりません。

しかし、どこで、時間を有効活用させたいかを、子どもの興味の持つことに耳を傾け、一緒にやってみるという行動は大きく変わってきます。休みの日に、十分時間をとる方法もあります。

しかし、子どもは日々、親といることで、ずっと親の姿をみているのです。1日たとえ5分でも、どこで、どのように時間を使うかは、大きなコミュニケーションと言えます。

「今日は保育園で何したの?」「今日はね、外で遊んだよ、その後は・・・」とたくさんお話しする子どももいれば、何も話さない子どももいます。

母親がどのような声掛けを子どもにするかで、大きく変わってきます。「どんな気持ちだったのか」「どんな楽しみを持っているのか」その時々の子どもに寄り添っていくことが、大切です。コミュニケーションをうまくとるには、母親自身に心の余裕がないと、難しいことでしょう。

さいごに

私たち母親が笑顔でいることが、子どもに与える安心感であり、最大の影響力であり、保育園ではできない母親でしかできないことと言えるでしょう。

自身の子どもの頃を振り返ってみることも、子どもを育てる中で気づけることではないでしょうか。

ABOUTこの記事をかいた人

櫻原 てるみ

4人のシングルマザーです。今、現在も子育て中。悩み、苦しみ、逃げ出したい時もありました。でも、今は、子どもと過ごす時間が一番幸せです。離婚を経験し、こんなに苦しまなくても方法はあったのでは?と、カウンセリング・コーチングを学び、「母の笑顔と子どもたちの未来」「笑顔溢れる人生を」「寄り添い・応援する」カウンセラー・コーチ。そして、大好きな美容の仕事。美と心のプライベートサロンSmile-dreamを運営しております。

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