シングルマザーのプライド・両親が揃っている以上の教育を与えること

シングルマザーとして2人の子どもを育てながら仕事と家事に追われ、座ることもできないほど、毎日時間と戦っていた当時は、自分以外のシングルマザーの様子を伺うとか、同士で雑談をするとか、そんなふうに周りを眺める余裕などまったくありませんでした。

今は、Webライティング事業を運営する立場ということもあり、シングルマザーライターが執筆している体験談を目にしたり、ネットであがっているシングルマザーのサクセスストーリーを読みながら、「やっぱり、そうだよね。ひとり親はそう思うんだよね。」と、当時の自分を振り返りながら、共感せずにいられないこと・・・。

「お金がないことを理由にして、子どものやりたいことを諦めさせたくない」「ひとり親だからこそ、両親が揃っている家庭以上のことは、子どもにしてあげたい」「だから、頑張って稼ぐ!」という目標と目的を持っているシングルマザーがたくさんいます。

これが、ひとり親として生きることを選択した「私たちシングルマザーとしてのプライド」なのです。

ひとり親では駄目なのか?

離婚率が増加し、ひとり親家庭もこれから増えていくと思われる昨今。ひとり親家庭となる理由は離別が1番多く、次いで死別、未婚の順ではありますが、ここ数年は未婚のシングルマザーが増加傾向となっています。

私がひとり親家庭となった理由は、離別です。自らが望み自らが選択した離婚でしたが、それでも離婚直後は「子どもをひとり親にしてしまった」「子どもと父親を引き離してしまった」と自分で自分を責め続けて、その時の心のダメージや葛藤は大きいものでした。

親になってはじめて親の想いがわかる

親子とといえども「離婚」を経験していない立場の人に、離婚直後の娘の気持ちを理解することは難しいことなのでしょう。同じ女性であり「母親という立場」が重なる実の母からは「離婚=体裁が悪い」といった言動を、浴びせられた記憶が私の中に残っています。

しかし、子どもが既に成人した今の私なら、当時の親の気持ちもわかるのです。周りの人に支えられ結婚、出産、子育てをしている最中に「あったものをなかったことにする=離婚」という行動は、それまで「支えてくれた人たちを裏切る」ということになるのかもしれません。

父親の深い言葉に感謝の想い

自分自身が離婚した当時は私の子どもたちもまだ幼く、成人した子どもを思う親の想いもわからずに、「親の心子知らず」で過ごしてきた日々。

すべては自分が起こした行動。その先の責任は自分で取ることができたとしても、離婚直後の自身の葛藤と苛立ちの中に母の心までも巻き込んでしまい、その感情を押し出す矛先が私であったのかもしれません。

私がそう思えるようになったのは、私の子どもたちを可愛がってくれていた父が後に発してくれた「子どもふたりを産んでくれたことが、なによりの親孝行」の言葉が、今でも大切な言葉となっているからです。

後にも先にもたった1度だけ

離婚をしてちょうど1年の月日が経とうとしていたころ、後にも先にもたった1度だけ別れた相手と会うことになりました。

心構えも何もなく、別れた相手=子どもの父親に「子どもを見せてあげたい」という想いで一緒に連れていったものの・・・

別れた相手に「子どもを見て喜んでくれるであろうというわずかな期待をしていた私の想い」が空振りに終わるという、結果となりました。

「1年間葛藤と戦った私の心は、なんだったのか」と思う腹立たしさと同時に、私と子どもたちが新しい道に進むための第一歩となる、記念日となったのです。

そこからは、とても清々しい気持ちでとにかくがむしゃらに子どもたちと楽しく、前を向いて進むだけの日々。

ひとり親がひたすら頑張る理由

子どもたちが4歳と3歳で離婚をし、20年経った今はふたりとも社会人となりました。
振り返れば、一瞬にして過ぎて行った20年間でしたが、子育て、家事、仕事をこなしていかなければいけないシングルマザーが目標にしてきたことは「両親が揃っている以上の教育」を与えること!

当然、学ぶのは子ども自身ではありますが、その環境をつくってあげるのは親の役目であると確たる思いで、ひとり親は汗水流してひたすら働くのです。

子どもを産むことへの責任

「受験をしたい」「予備校に行きたい」「大学に行きたい」をいう望みを叶えてあげるには、幼少の頃には考えられなかったほどの、教育費と親の覚悟も必要になります。

「なにがなんでも学びたい」という想いが本人にあるのであれば、なにもお金を費やすことだけが望みを叶える手段ではありません。

けれど、オトナである私たちが将来を担う子どもたちの夢や目標をより近いものへと導くこと、そのための切っ掛けや手段を見つけてあげることが、親の役目であり子どもを産んだことへの責任であると思っています。

さいごに

「お金だけがすべてはない」しかし、お金が無ければできないことが多くなることも周知の事実。

親の都合で、ひとり親家庭にした離別シングルマザーの私たちが心に誓うこと

「お金がないということが理由で、大切な子どもの可能性を潰し、目標を閉ざしてしまうようなことだけはしたくない!」「だから自分の力で頑張って稼ぐ!」

これが、ひとり親である私たちシングルマザーのプライドです。

ABOUTこの記事をかいた人

大西陽子

男子2人の子どもを持つ、シングルマザーです。女性起業家支援・Webマーケティング事業・ライティング事業を運営しています。公私にわたり女性の就労をサポートをする中「シングルマザーの力になりたい」という想いのもと立ち上げた「シグマル」。もうひとりで悩まないでください。シグマルはずっと、あなたの傍にいます。そして私たちと共にシグマルを育てながら、愛し続けてあげてください。(Work Creation Co., Ltd. 代表取締役)

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