お母さん、ひとりで頑張りすぎていませんか?子どものメンタルケア

最近は大人だけではなく子どもの心の問題も色んなところで取り上げられていますね。
うちの子に限ってはもはや通用しない世の中になってしまいました。

親として子どもがSOSを出していることに早く気がつくことは、大人に成長していくすべての時期を通してすごく大切なことです。
こんな症状の時はどこに相談や受診をすればいいのか予備知識があれば慌てず対応できます。

けれど、どうしてもひとりで子育てをしているシングルマザーは、一人で問題を抱えてしまいがちです。

ひとり親の家庭ではお子さんと二人の生活の中で問題が起きると煮詰まってしまうものです。頑張りすぎず第三者や専門機関に頼ってくださいね。

まずは子どもの行動をしっかり観察してみる

子どもは自身の身体と心の不調を言葉で伝えることが難しいこともあり、周囲が異変に気づくには時間がかかってしまいます。原因がわからないまま見当違いの対応を母親がとってしまうことで、親子だからこそこじれてしまうことも多々あります。

行動の変化

・反抗的になる
・攻撃的になる
・意欲が乏しくなる
・一人になりたがらない(強く甘える)

身体の反応

・食欲がない
・チック
・身体の痛みやかゆみ
・眠れない

会話

・些細なことで泣く
・学校のことを話したがらない
・笑わない

気になるところはありませんか?

子どもとの肯定的なコミュニケーションを心がけ
保護者自身も自分を責めすぎないようにしましょう。

子どもの心を健康に育てるためには

子どもはあなたの鏡。子どもの笑顔の源はお母さんです。
しかしながら、一家の大黒柱であるシングルマザーは、日々の生活においても色々と考えることも多くありますね。

それは経済的な心配から始まり、この先の将来のことで悩むことが多くあるかと思います。頑張り過ぎて、日々の生活を優先し過ぎて、子どもに向かって「あなたの為に頑張っている」とついつい口にしてしまっていませんか?

子どもの心を健康に育てるためには

生活の不平や不満など、子どもに向かって言葉を吐き出していませんか?
物事が起きた時、冷静に理由も聞かずに頭ごなしに叱ってはいませんか?

今一度お母さん自身が、自分の使っている言葉を見直してみてください。

実際「私の母がシングルマザーなんです。」と、言われる女性にお会いした時に、「母親に『あなたの為に』と、言葉にされるのが嫌だった」という、心に秘めた意見をいただきます。
その女性は、シングルマザーである母親に対して「私の為になんて、誰も頼んでいない。離婚したのは自分でしょ」と、感じていたそうです。

言葉ひとつで好転する

子どもは宝です。子どもがいるから頑張れる。だから「頑張れるのはあなたがいるからだよ。ありがとう。」と伝えてあげてくださいね。

言葉ひとつで気持ちが変わる。気持ちが変わると環境が変わっていきます。

精神的にも体力的にも追い込まれてしまう前に、お母さんもたまには息抜きをしてくださいね。なにもお金を掛けることだけが、息抜きではありません。広報誌に載っている低コストで参加できる地域のサークル活動など、一度興味をもたれてみるのもよいかもしれません。

親の心を安定させることは大切なこと


親が不安定になり気持ち浮かない状態になると正常な判断が難しくなります。

お子さんの気持ちや態度が理解できずに、その状態が心配だからと、慌てて病院(精神神経科、診療内科)に行く前に、精神保健センターや保健所の電話相談、面接相談で気軽に相談することをお勧めします。

精神保健相談は専門家(精神科医、保健師、心理士、精神福祉士)がいており秘密は厳守されるので安心して利用されてくださいね。

お子さんが心配で親の気持ちが滅入ってしまうと本末転倒。
また上記に書きました普段からストレスを抱えている状況ですと、お子さんの変化に気づけないことも起こり得ます。

病院で受診が必要な症状

お子さんの症状によっては、早い目に病院に連れていかなければいけない場合もあります。その見極めも、母親ひとりで難しいこともありますから、判断に迷った時の相談も相談窓口を利用するということも可能です。

あるいは、掛かり付けの病院があれば、まずはその病院の受付に問合せ、相談されてみることをおすすめします。

小児うつ

うつ病の原因は、セロトニンや神経伝達物質の機能低下にあり薬物療法と精神療法の組み合わせで回復効果が期待できます。
気づかないで病状が進むと自ら命を絶ちかねない危険な病気です。気付いたら早めに診断を受けましょう。

気持ちの落ち込みが症状にある場合励ましがちですが過度のプレッシャーになるため話を聞いて共感してあげることが大切です。

心身症・神経症

症状から(頭痛、腹痛、嘔吐、夜尿症)内科受診をされる方が多く根本にたどり着かず症状に応じたお薬に頼っている場合があります。
ストレスが原因とみなされた場合症状が長引くようでしたら心療内科の受診を。

病気などを疑う際上に書きました行動や身体の変化の情報がとても重要となります。

相談機関・公共施設はどんなところがある?

各都道府県により多少異なります。

■児童相談センター・児童相談所■

18歳未満のあらゆる子どもに対する相談事の解決を手伝ってくれます。

 

■保健所・保健センター■

子どもの身体の発育・心の発達・小児慢性疾患など。

 

■精神保健福祉センター■

心の痛み・対人関係・薬物・アルコール・摂食障害。

 

■発達障害者支援センター■

発達障害を持つご本人への支援や家族が安心して地域で生活できるよう関係機関との連携。

最近の心の問題は多岐に渡ります。
いじめも陰湿化しており殴られた・叩かれたなどわかりやすいものではなく、こころにアプローチしてくる為親が見つけにくいのが実情です。

いじめ問題専門の相談機関

「いつもと様子が違う」「親には話せないのかな?」など、お子さんを見ていると感じることがあっても、「どこまで介入して良いのか」と気を回してしまったり、年頃で多感な時期であれば尚更、時に「反抗的な態度にどう接してよいのかわからない」という声もお聞きします。

その様な時は、迷うことなく相談機関を活用しましょう。
専門家の意見を聞けば、対処の方法を見出す切っ掛けになることも大いにしてあります。

保護者向け

母親だけでなく、夫婦でいる場合は父親、あるいは親身になってくれる祖父母など大人である保護者が相談できる機関、窓口です。

■【国】子どもの人権110番■

電話:0120-007-110 (通話無料)
月~金 8時30分~17時15分
◎法務省:子どもの人権110番

 

■【都道府県】ヤング・テレホン・コーナー■

電話:03-3580-4970 (通話有料)
月~金 8時30分~20時
家族や学校関係者からの相談も受け付けていらっしゃいます。面接相談も希望により可能。
◎警視庁:ヤング・テレホン・コーナー

子ども自身が電話で相談できる機関

子どもだって、ひとつの人格です。「心配かけてしまうから親に話せない」と、周りに気遣うこともあるでしょう。そういう時は執拗に親が関わろうとすることが、逆効果になってしまうことも、場合によってはあり得ます。

そんなときは、子どもの視界に入る場所に下記の様な子ども専用相談機関の連絡先を張り出しおくのもひとつの方法です。

あるいは、「お母さん以外の大人に話を聞いてもらいたいときは、こういう相談窓口があるよ」と専門機関の存在を伝えておいてあげるのもよいでしょう。

■【民間団体】チャイルドライン(18歳までの子ども専用電話)■

電話:0120-99-7777 (通話無料)
 月~土 16時~21時(東京・埼玉・栃木・山梨・愛知県は 毎日 16時~21時)
◎チャイルドライン:18さいまでの子どもがかけるでんわ

 

■【国】24時間子供SOSダイヤル■

電話:0120-0-78310 (通話無料)
夜間・休日24時間、かけられます
◎文部科学省:24時間子供SOSダイヤル

 

■【国】子どもの人権110番■

電話:0120-007-110 (通話無料)
月~金 8時30分~17時15分 ※祝日・年末年始(12月29日~1月3日)を除く
詳しくは法務省人権相談まで
◎法務省:子どもの人権110番

最近では電話よりメールが身近となり相談しやすいお子様も多いようです。

お子様がメールで相談できる機関

■【国】インターネット人権相談受付窓口■

数日後にメールまたは電話で返信
すぐに相談したい時は「子どもの人権110番」
0120-007-110
◎法務省:インターネット人権相談受付窓口

 

■【民間団体】NPO法人いじめ対策プロジェクト■

メール:info@isp-kikaku.com
お手紙でも受付されています。
手紙の宛先:〒890-0043 鹿児島県鹿児島市鷹師2-6-10
◎NPO法人いじめ対策プロジェクト

さいごに

子どものストレスケアについては、なによりも家庭環境であると思います。
「ひとり親だから仕方がない」と、お母さんも頑張り過ぎないでください。

心に余裕を持ち自分を責めすぎず、第三者に頼ったり専門機関を利用されてくださいね。

子どものころの心の成長過程は大人になる土台となります。
お母さんが輝くことがなによりこどもの希望になります。

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