『シングルマザーだから』 の言葉の奥底にある本当の気持ち:恋愛編

シングルマザーである当事者の方は、なにかと事あるごとに「シングルマザーだから」という言葉を使ったことはありませんか?

使わなくとも、自分の意識の中にその言葉がありませんか?そして、その言葉の後ろに、あなたはどんな言葉を繋げていますか?

何気ない会話の中や、何かを決める時にふと脳裏に浮かぶこの言葉。もしかするとあなた自身の「パートナーシップ」を少し難しくしているかもしれません。

シングルマザーだからという言葉の奥の気持ち

恋愛におけるパートナーシップとは、相手が居なければ始まりませんが、あなたがもし相手を探すとしたら「シングルマザーだから」という言葉の後ろに、何を繋げますか?

どうしてその言葉が浮かんでくるのでしょうか?その言葉の奥にある本当の気持ちは何か。それがわかることで、目の前に道が開かれるかもしれません。

シングルマザーの恋愛は難しい?

「シングルマザーだから恋愛は難しい」
多くの方は無意識に思っていると思われるこの言葉。それは自分自身がそうであったからよくわかります。

その理由は「子どもがいるから、異性を好きになってはいけない」「付き合っても相手に遠慮をしてしまう」「相手に結婚のプレッシャーを与えているかもしれない」「子どもとパートナーとの関係が心配」など。

浮かぶのはマイナスな言葉ばかり。だからこそ、なかなか恋愛へと踏み出す勇気も持てず。

かといって、一人で仕事をし、子育てをし、たまの休みに友人と美味しいものを食べたり、子どもと遊びに行ったりしているだけが、幸せのすべてとも思えない。

やっぱり愛してくれるパートナーが居たらきっと違う毎日になるはずなのに。

傷つく事への予防線

この「シングルマザーだから恋愛は難しい」という言葉。実は恋愛を難しくすることで、「傷つく事への予防線」を張っているのかもしれません。

離婚や死別などで一度傷ついているシングルマザーの心。恋愛をすることで再びあの悲しみや苦しみを味わってしまうかもしれない。出来ることなら、同じ思いをしないで過ごせればいい。

だったら「恋愛のハードルを上げて、恋愛をしにくいようにしてしまえばいい」と無意識にブレーキを掛けているのかもしれません。しかしそれは自然な心の反応です。誰だって傷つきたくはありませんから。

シングルマザーは免罪符

しかし私は、「シングルマザーだから恋愛が難しい」わけではなく、傷つきたくないから「シングルマザーであること」を免罪符にしているのではと思うようになりました。

「シングルマザーだから仕方がない」と思って、目の前にいる相手にきちんと気持ちを伝えなかったり、我慢をしてしまったり。そして傷つくたびにまた「シングルマザーだから仕方がない」と自分に言い聞かせるわけです。

その繰り返しを続け、「愛される価値がない」と、相手との関係性をこじらせてしまった過去があります。

シングルマザーという世間のイメージとのギャップ

これは恋愛におけるパートナーシップだけでなく、日常生活でも無意識に働く言葉なのではないかと思います。

シングルマザーだからということを理由に辛く当たられることもあり、逆に許されることも。

日本では特に一人一人の境遇から決められたイメージを持たれることも多く、「シングルマザーといえばこうあるべき」という固定観念が根強いと感じます。

シングルマザーはあなたの一部

シングルマザーというのは、例えば、「双子のお母さん」とか、「女の子のお母さん」とか、「セレブなママ」とかそういうものと同じで、「あなた」を表す一つの表現に過ぎないと私は思います。

100人シングルマザーがいれば100通りのストーリーがあり、それぞれ抱えているものが違います。「シングルマザー」という言葉だけであなたという人を表すことは出来ません。

それは、あなたを構成している一部でしかないからです。それなのに、その一部がとても大きく、重たく感じている人も多いのではないでしょうか?

世間のイメージとのギャップ

そこには世間が「こうあるべき」とした、「シングルマザー像」があり、それを無意識に求められていると感じているからかもしれません。

本当は当事者である私たちが、この「シングルマザー」というものに言葉に大いに助けられ、一方で苦しんでいる。

自分を表す一部が、自分そのものであるかのように。そのギャップが大きければ大きいほど、そのイメージから抜けられないのかもしれません。

さいごに

恋愛におけるパートナーシップを考える時、まず自分自身との関係性を大切にすること。それには「シングルマザーだから」の後ろに笑顔になる言葉を繋げてみることから始めませんか?

「シングルマザーの私だから愛される」
私はシングルマザーになってから出会った友人がたくさんいます。とても素晴らしい友人たちです。彼女たちとは「シングルマザーの私」だから、出逢えた。今の私だからこそ友情を育み、パートナーシップを築くことが出来たのです。

もちろん、大切なパートナーである彼も同じです。シングルマザーの私だからこそ、彼に出会うことが出来て、素晴らしい関係性を育むことが出来ています。どうしても、世間というものの価値観や、固定観念に悩んだり、迷ったり、苦しんだりすることもあります。

でも、新しい価値観を生み出し、固定観念を書き換えることが出来るのも、自分自身です。だとすれば、どんなパートナーシップを結べるのか楽しみになりますよ。

ABOUTこの記事をかいた人

徳村寛子

神奈川県在住、シングル歴8年目。マヤ暦を使ってセラピストをしています。趣味は映画鑑賞。中でもSFとファンタジーが大好き。ライフワークは、シングルマザーの恋愛応援。自分を愛して、愛される人生を体現しています。やっぱり笑顔が一番素敵!がモットー。

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