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いつする?離婚のカミングアウト・明るい未来のために

女性

出典:pixabay.com

離婚をしたことを誰にどのタイミングで言おうか、または言うのをやめようか。

友人や同僚、最近ではSNS上でのつながりなどもあり、悩ましいところですよね。気がついたら数ヶ月経ってしまい機を逸したなんてこともあるのではないでしょうか。

言うも言わないも正解はありませんが、私の場合は「離婚直後にカミングアウト」しました。それには訳があったからです。なぜ「直後」だったのかをご紹介しますね。




離婚の危機の段階では誰にも言わなかった

私は夫婦の危機に陥った時は誰にも相談しませんでした。なぜなら修復するつもりだったからです。誰にも言わずに元に戻ればなかったことになりますから、断じて言うまいと心に決めていました。

言ってしまい訂正するにもパワーを使いますし、なにより修復したいという思いが強く御守代わりに誰にも言いませんでした。

離婚直後にカミングアウトしようと思った訳

しかしながら、修復することは困難で離婚への道をたどることになるのですが、終盤で決めていたことがありました。
それは「離婚翌日にメールやSNSで離婚表明する」ことでした。理由は3つありました。

タブーにされたくなかった

自分から発信すれば、質問があれば自分に直接連絡が来るでしょう。
なにより嫌だったのが自分がいないところでコソコソされること。

離婚の理由は自分で直接伝えたいし違った情報が流れてほしくない…そんな思いでした。

謝られたくなかった

離婚を知らない人に「元気にしてる?」と聞かれ、「実は離婚したんですよ」と答えれば、返ってくる言葉は「知らなくてごめんなさい」となるでしょう。

この会話の流れは確実にストレスになると予測ができたので自ら誰よりも先に発信しました。

同じ思いの人がいると思った

私が発信することで同様に悩み苦しんでいる人から直接連絡が来るのではないかと思ったのです。

案の定、2名の友人から連絡が来ることになります。相談に乗ったり弁護士を紹介するなど役に立てる機会ができました。現在、子連れ離婚の相談業務を行っていますが、きっかけはこの2名だったことも大きいです。

子どもの気持ちを最優先に

自分自身はカミングアウトすることによって好転しても子どもも同様とは限りません。
子どもには子どもの社会があり、親の離婚を自分のタイミングで話そうとしていたり、絶対に隠してほしいと思っているかもしれません。

ママ友など子どもに関わるコミュニティでは子どもの気持ちを最優先させてください。仮にママ友に伝えた際には「子どもには言わないでね」と念を押すなど重々配慮が必要です。

子どもはただでさえ親の離婚で傷ついています。それ以上に外野から傷つくことを親がしては絶対になりません。

明るい未来のために

子どものことがクリアできていれば、自分から発信するとまわりは自然と応援してくれるでしょう。

離婚=後ろめたいことではありません。じっくり悩んで決断した結果であれば、明るい未来のために堂々としていることが、結果して自分の気持ちを楽にしてくれますよ。

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