シングルマザーとして生きていくための手段!住居・仕事・保育園探し

離婚するにあたり、実家に帰れる環境ではありませんでした。

住居仕事保育園探しと同時進行。
収入もなく、貯金も結婚前のわずかな貯金が何よりの救いでした。




調停中での住居探し

まず、公営住宅の申込を。
これが、前年度の所得によるものだと知らなかったこと、そして、別居中では一般募集での申込で抽選に当たるにはかなりの確率、福祉向けの申込は、ひとり親家庭ではなかったので、申込はできなかったのです。

こうなれば、アパート探し。
しかし、末っ子は1歳未満。
古くてもいいから、なるべく頑丈な造りをとマンションを探しました。

シングルマザーの立場の人が今では、「多くいますね」の時代ですが、その当時は「母子家庭でしたら、お断りをしています。」という物件は多かったです。

やっと入居!入居1日目にして、下の階の方から、「うちは18時に寝ます。うるさい!」なんてこともありました。

仕事探し

離婚することを知った友人から、「パートにしては時給がいいからうちの店にこない?」のお誘いを受け、販売でも何でも、時給がよければ!と事務職しかやったことがなっかたけれど、チャレンジすることになりました。

しかし、家賃も予定外の民間マンション。
深夜は、ファミレス、休日は、単発の派遣業で働きました。

保育園探し

親子
出典:pixabay.com
働くにも預け先がなく、待機児童。
4歳の子どもは入れても、1歳未満は入れず、実家の母にお願いし、4ヶ月目で入ることができました。

自宅近くでなくとも、職場近くの地域で保育園を探し、入園できることを知ったのは、その10年後でした。

環境が整ったらやるだけ

決めることを決めたら、動くだけ。
が、調停で裁判所に行かなくてはいけない。子どもが熱を出したら、休まなくてはいけない。

自分が熱をだしたり、体調不良で休んでしまったら、収入が減る!点滴に通いながら、倒れないようにしていた時期。
若さもあり、意地とプライドだけが私を支えていた。

子どもが「大学に行きたい」と言ったら、「お金がないからダメ!」なんて絶対に言いたくない!
大切な自分の子どもたち全員に「行きたいなら、行きなさい」と言いたかった。

借入をしたくない!それだけが目標。
「母子家庭だから」ダメなんて、言われたくなくて、必死に働くことだけを優先しました。

過去を振り返り

離婚したのは、子どもには関係ないこと。
だから、自分で何でもしようと必死でした。
子どもに会う時間は1日2時間くらい。
子どもと交換ノートをし、何かお話がありそうな時は、個別で時間を作る、それだけの子育て。

大きくなり、反抗期を迎え、「寂しかった」と言われました。
それでも、あの時頑張った自分を今は褒めてあげられます。

でも、「一人で頑張りすぎないこと」これだけは伝えたいです。
住居・仕事・保育園も、誰かに応援され、支えられて乗り越えられてきたことです。

さいごに

頼ることが苦手なシングルマザーは多いと思いますが、頼ることも、今は、コミュニケーションのひとつだと言いきれる私です。

ABOUTこの記事をかいた人

櫻原 てるみ

4人のシングルマザーです。今、現在も子育て中。悩み、苦しみ、逃げ出したい時もありました。でも、今は、子どもと過ごす時間が一番幸せです。離婚を経験し、こんなに苦しまなくても方法はあったのでは?と、カウンセリング・コーチングを学び、「母の笑顔と子どもたちの未来」「笑顔溢れる人生を」「寄り添い・応援する」カウンセラー・コーチ。そして、大好きな美容の仕事。美と心のプライベートサロンSmile-dreamを運営しております。

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