全国で離婚率No.1の沖縄県!地元女性ライターがその理由を徹底追究!

沖縄といえば?と質問すると、「海がきれい、年中暖かい、人柄が穏やかで優しい、ビールが美味しい、子育てがしやすい」など多くの方に好印象を与えていることが分かります。

しかし、沖縄の悪い点といえば?と質問すると真っ先に浮かぶのが「離婚率の高さ、失業率の高さ、学力の低さ」などが挙げられるでしょう。

その中でも離婚率の高さは女性としてどうしても気になります。沖縄で結婚してのんびりと子育てをしたいという女性はきっと多いでしょう。




経済的原因で離婚する人が多い

失業率が高く、安定した就職先の少ない沖縄。沖縄の年収を調べてみると平均203万程度という驚きの現実が見えてきました。つまり月の収入がおよそ17万程度という事になります。

【月収17万円の場合の家計簿例】
・家賃6万円
・光熱費2万円
・通信費2万円
・交通費2万円
固定して出ていく分が上記の場合、残りはたったの5万円。

その5万円で食費や夫の弁当代などの小遣い、医療費、子どもの教育費などをやりくりするのはどんなに節約家の方でも厳しいでしょう。

沖縄では結婚後は女性も働く

このようにこの収入だと夫一人の稼ぎでは家族で生活していくことは無理に等しいといえます。沖縄で生活する多くの夫婦が共働きになるのは納得ですね。

沖縄の女性は結婚後も仕事をするという事にあまり抵抗はないようです。

夫が家事子育てには無頓着

ではなぜ、経済的原因で離婚に発展してしまうのでしょうか?
それは共働きにもかかわらず夫が家事や子育てを全く手伝ってくれないということが大きな原因でしょう。

妻だって、仕事から帰ればゆっくりしたいのが本音です。
しかし子どものお迎えや着替え、夕ご飯の支度など帰って来てからも休む暇などありません。

そんな日々を過ごしていると誰だって離婚という言葉が頭をよぎるのは自然なことだと思います。

離婚して実家に戻った方がゆとりある生活を送れることも

先ほど沖縄の平均年収のお話をしましたが、この年収の場合、我慢して夫との生活を送るより離婚して母子手当を受けたり、実家に戻って生活した方が、経済的に生活が楽になる場合もあります。

実家に頼れる環境がある

実家であれば、家賃や光熱費も出ませんし、食費だって少しで済みます。

また家事や子育ても実家の両親が手伝ってくれることが多いので、家に帰ってゆっくりする時間が増えた!なんていうシングルマザーの方もいるようです。

甘やかしといえば甘やかしですが、離婚後頼れる場所があるというのはとても心強いものです。

沖縄ならではの離婚原因

沖縄ならではの離婚原因というものがあります。それは環境や沖縄に住む人々の人柄にあるといっても良いでしょう。沖縄の人はとても素直で真っすぐ情熱的な方が多いような気がします。

「なんくるないさー精神」が根強い沖縄

それはとても良いことだと思いますが、裏を返せば、動物的で感情的だともいえるでしょう。また沖縄の人には「なんくるないさー精神」があります。

その「なんとかなるさ」という考え方は良くも悪くも物事に対して深く考えないという性質が、結婚や離婚に対しても反映されてしまっているような気がします。

そのせいもあってか沖縄は出来ちゃった婚がとても多いです。あまり相手の人間性や性格、悪い面を知ることなく結婚してしまい、後になってこんな人じゃなかった!なんて理由が原因で離婚するケースが少なくありません。

仕事が続かない夫との結婚生活

曲がったことが嫌いで正義感の強い男性が多い沖縄。

それが会社という大きな組織の中では仇になってしまうこともあるようです。
組織の中で仕事をしていくという事は、理不尽なことや納得のいかないことも自分の心の奥に押し込まなければならないことも時にはあるでしょう。

職を転々としてしまう可能性も

しかし、そこで感情的になって意見をぶつけ会社の上司とケンカをしてしまい、仕事を失ってしまったという男性もいらっしゃいます。

そういう男気の強い男性は同じ理由で職を転々としてしまう傾向があります。
それが独身男性であれば好き勝手にして貰っても問題ありません。

しかし、家庭を持った方が毎回感情的になり転職を繰り返すという事は振り回される妻や子どもは大変です。
そういったことが原因で離婚をされる方も沖縄ならではかもしれません。

沖縄の離婚率を下げるには

離婚率を下げるためには一体どうしたらいいのでしょうか。

沖縄ならではの性格や経済的事情、そして初婚時の年齢の低さ、これらを踏まえるとおのずと答えは見えてくるでしょう。
結婚する相手は慎重に決めるという事、子育てや家事は手伝ってくれそうな人なのか、趣味は何なのか、夫となる人の収入や職種などをしっかり聞いておく事、経済力がなくても自分が働いて一緒に生活していく強い覚悟があるならいいでしょう。

結婚は一生涯、この人と決めた方と苦楽を共にしていくことになります。
一番いいのは結婚する前に同棲して相手の生活習慣や本質を見抜いてから結婚を考えることだと思います。

さいごに

人は一緒に生活をしてみないと分からない部分が沢山あります。

一緒に生活して許せるところ、どうしても直してほしいところをしっかり伝えお互いが心地よく生活できるように歩み寄ることが何より大切なことだと思います。

 

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