シングルマザーの人生再出発に必要なメンタルアップ!幸せな生き方へ

シングルマザーの多くの女性は離婚などで心に傷や痛手を受けています。

3度の結婚と離婚を経験した私自身も元夫に対して裏切られた思いで痛手を負いました。

我が子がいるのに、どうしてここまでの理不尽な事をされるのかと、別れた夫のことが人として信じられない気持ちでいっぱいでした。

離婚後、これから先の不安を抱えながら子どもからお父さんを失くしてしまった後ろめたさもあり、自分を責めてもいました。
女性として、母として、人として「幸せになりたい」と思いながらも真逆の人生を歩んでいました。




子どもの頃に傷ついた思いが根底にあった

私は三人姉妹の長女に産まれて一番厳しく父に育てられました。
父は亭主関白の見本のような人でしたので母はいつも父に必要以上に気を使っているように見えました。

そのうえ母はよく「お父さんに怒られる」が口癖のように、私に言っていたので「私は居ると怒られるの?私は邪魔な存在なの?」と思っていました。

また近所や親戚にも同じ年の子がいて出来が良くない私は、いつも比べられているように感じで大人になっていったのです。

自己否定のまま大人になりました

今、思えば「私なんか」と自己否定をしながら大人になっていったように思います。

いつも家庭に「居場所がない」と思っていたので家に居るよりは学校にいる方が楽しかったのです。
家に父が居る時は、いつもビクビク緊張している状態でした。

家にいるのが嫌で当時、一世を風靡していたバレーボールを始めました。
小学四年生から中学二年生まで朝から晩まで休みも殆どない状態でしたが夢中になってバレーボールをしていました。

それだけのめり込んだ大好きなバレーボールであったのに、極度の貧血と心電図の乱れからドクターストップが掛かってしまったのです。

夢中になるものを失ってしまった先には

大好きだったバレーボールが出来なくなってしまったのです。

それだけでもショックでしたのに中学二年生の夏に市外に引越したのです。
電車通学と学校は転校しないで良かったものの生活スタイルが変わりました。

その頃から何もかも楽しくない毎日になり生活が少しずつ乱れ始めたのです。

自分を自分で傷つけていた

ススキ
出典:girlydrop.com
高校に入り益々と生活は荒れて、高校二年頃からは夜遊びや家にも寄りつかなくなりました。
最初は心配していたものの、私が家にいない方が両親が安堵していると感じていました。

そんな心の状態だったので更に自分が傷つくようなことを引き起こしていました。

いつも父の存在を求めていました

いつも寂しさを抱えていました。
暖かい家庭が欲しい、家族で何でも話せる家庭を作りたい思いが強くありました、それなのに付き合う男性は何か問題のある人ばかりでした。

男性に父親を求めていたのか?表面だけの優しさを勘違いしたままお付きあいを始めたり、結婚したりの繰り返しをしていました。

大事にされない優しくしてもらえない状態でも依存したり暴力やモラハラだとしても「私が悪いのだ」とさえ思ったりしていました。どうにもならない自分に対して嫌気がさしていたりしていても同じ状況を作っていました。

42歳の離婚がきっかけで

3度目の離婚の状況が、あまりに悲惨でした。
お金の問題、人間関係・パートナーシップの問題、健康の問題、子どもの問題と問題だらけでした。
世の中の理不尽さを感じて恨み辛みの思いを抱いていたのです。

それまでにも「私は不幸だ!」と思ったことは数知れず。
そんな思いを感じたまま42歳になり、圧し掛かる数々の問題に対して「私ばかりが、どうしてこんな目にあうのだろう」という気持ちでした。

その後、子どもたちを育てるシングルマザーとなって「なんの為に生まれてきたのか?」を模索しながら自己癒し自己探究を始めたのです。いろいろ学ぶうちに少しずつ少しずつ前向きになってきたのです。
それでも、尚モヤモヤが続いていたのですが、それが何なのか分かりませんでした。

自己肯定感が低いから自信がなかった

モヤモヤの原因が分かったのは数年経ってからでした。
自分らしく生きる事が出来ていなかったのです。

ですが、自分らしく生きる事がよく分からないでいたのです。
日本人に生まれて昭和世代の人は「自分のことより人のこと」という教育を受けてきました。
それは悪いことではないですが、それゆえに自分を我慢したり抑圧したり自分の気持ちより人の気持ちに合わせ過ぎているのです。

自分を良くみられたい嫌われたくないという気持ちも働いています。
自分の気持ちを無視して自分を大切にしていないことで人からも大切にされない状況を作り上げているのです。
そして、その根底にあるものは自己肯定感の低さだったのです。

人は本質的な部分気付いた瞬間からが、新しい人生の再出発となるのだと今は実感しています。

さいごに

いくつの頃なのか知らず知らずに傷ついた思いから自己肯定感を低くして生きてきました。
それが原因で自分らしく生きることが出来ませんでした。
自分をないがしろにした結果、沢山の、理不尽な状況を作り上げていました。

そこに気づくことで、メンタル面で自己肯定感を上げて行くことで自分は「何が心地良いのか?」「何をやりたいのか?」がわかってきます。
そして、人からも大切にされるのです。

離婚後、シングルマザーとして人生を再出発するのであれば、ここに早く気付くことで人生を何倍も楽しめることでしょう。

今を幸せと感じられていないあなたも、「自分の存在を認める」というところからメンタル面を上げ、そして自分自身を大切に生きてください。

ABOUTこの記事をかいた人

鈴木明美

「いくつになっても女性を楽しみ自分らしく幸せを感じる生き方へ」をコンセプトに活動しています。Pure Heart 鈴木あけみです。私自身もシングルマザーとしていろいろな実体験の中から、こうして幸せを感じることが出来るようになりました。当時は少しの知識だけを頼りに離婚をしてしまい、思ったようにならずに大変な苦労をしました。知識がある、ないではシングルマザーになった時に天と地ほどの差がでます。皆さまのお役に立てるようにと活動しています。

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