どうする?!シングルマザーのライフプラン・子どもが自立したその後

みなさんは、シングルマザーというワードを聞くと「小さなお子様がいるお母さんのイメージ」がありませんか?

しかし、子どもが成人していても、ひとり親であれば同じシングルマザーなのです。子どもが自立し、「ホッ」と一安心と共に、ワクワクする方もいれば、孤独という見えない不安を抱える方もみえます。

では、前向きに捉えられワクワクし、やりたいことを出来る人がいるとしたらなぜだと思いますか?

「子どもを一人前にするという責任を果たす段階」で、自分自身のやりたいことを少し優先させながらも、子どもと共に目標に向かって、自立を受け入れられる母親であることが大前提。

それにより、これまでよりも自分自身の自由が増えることがプラス思考に捉えられ、ワクワク感に繋がっていくからだと思います。




孤独という不安を抱える

子どもの為に、一生懸命やってきた。子どもが自立したら、私は、これから何のために生きていけばいいのか。

仕事も子どもがいたからこそできた。自分が自立できていないと、孤独という不安がでてきます。気付かないうちに、子どもに依存してしまうことも多いでしょう。

自分が自立すること

子どもが自立した後、どのように生きていきたいかを決めましょう。もちろん、決めたからと言って、絶対ではないので、目標が変わってもいいという緩さがあってもいいと思います。

1年後、3年後、10年後の自分を想像し、プランを立てることで、今、自分はどうすることがいいのかを自分で見つけることができます。
生活、仕事、環境、時間、お金は子どもがいてもいなくても、常に自分の人生と一緒についてきます。

もし私がいなくなったら・・・と考え行動した3つのこと

私は40代に入った途端、体調を崩しました。何度検査をしても、原因がわからず、体調だけは日々違和感がある不安な日々。

もしかしたら、命の危険?くらい考える日々でした。

その時に行動したことは、子どもの今後の生活とお金の管理でした。「もし、明日、死んでしまったら・・・」と考えたら、「子どもたちの生活は?住むところは?お金は?ご飯は?」私の頭の中は、「はてな」がいっぱいになっていくばかり。そこで、3つのことをしようと決めたのです。

(1) 住むところを確保しよう!

もし、私がいなくなっても、住むところだけは確保しようと、住宅購入を考えだしたのです。
ローンを組むことができれば、保険に入り、ローン返済をなくして、子どもたちは住むことができる!単純にそこだけでした。賃貸で借りるよりも安い管理費と修繕費の物件探しでした。

(2) 元夫と子どもとの関係をとりもとう!

子どもたちと父親の関係はうまくいっていませんでした。しかし、死別でなく離婚であるのだから、父親はいるのです。

子どもたちにも意地もあり、恥ずかしさもあり、父親として思えない気持ちやどう接していいかわからない気持ちを全部聞いた上で、「私がいなくなったら・・・頼れるのであれば、頼ってもいいのではないかな?」と話し、会うキッカケを作りました。

その後、結果うまく行かず、信頼関係を崩す結果になってしまいました。しかし、子どもたちの年齢も大きいので、頼らなくても大丈夫だと自分たちで決めたようです。

(3) お金や保険の管理

今はキャッシュカードやネット銀行、当たり前に使っているけれど、万が一の時には、必要なお金を引き出すこともできなくなるは困る!と思い、いくつもあった通帳を整理しました。

そして、お金、銀行、通帳、キャッシュカードのしくみを子どもたちに話し、自分で管理していくことと、私が、加入している保険等の話しました。

3つの行動は、万が一と考えた時に、現在の子どもたちの生活を1番に考えたからです。
現実的に、万が一を考えることより、今、これからを生きていくことを考えることも大切です。

子どもが自立した後の自分のライフプラン

高校や大学、最終の学校を卒業し、就職すると、ひとつ、親としての責任を果たしたように思いました。子どもが手を離れてから、急に寂しさに押し潰されそうになった方も周りにいらっしゃいました。子どもの成長が、生き甲斐だったのかもしれません。

しかし、私はこれからの自分の人生に、こどもの生活というものに重点が置かれなくなった時の目標やプランに私は今、行動しつつあります。

今を生きること

もしかしたら、目標が変わるかもしれないし、やりたいことも変わっていくかもしれないことに、また、不安を募らせることもありましたが、見えない先の不安よりも、今、健康で考え行動できるからこそ、今を生きるということに目を向けています。

さいごに

自分のライフプランをゆっくりでもいいので、自分と向き合う時間を作ることで、子どもが自立した後の自分の人生ともゆっくり考えることも私は大切だと思います。

今後のパートナーや仕事、親、子ども、孫など、総合的に自分の人生と関わるもの全て自分の人生です。子どもが自立後に考えることは、お金や収入だけではありません。夢や希望は、限界も縛りもないのです。

今、現在シングルマザーだからこそ、自分で決めて自分で動ける環境にいます。もしかしたら、再婚もあるかもしれませんね。これからの人生も楽しんでいきたいものです。

ABOUTこの記事をかいた人

櫻原 てるみ

4人のシングルマザーです。今、現在も子育て中。悩み、苦しみ、逃げ出したい時もありました。でも、今は、子どもと過ごす時間が一番幸せです。離婚を経験し、こんなに苦しまなくても方法はあったのでは?と、カウンセリング・コーチングを学び、「母の笑顔と子どもたちの未来」「笑顔溢れる人生を」「寄り添い・応援する」カウンセラー・コーチ。そして、大好きな美容の仕事。美と心のプライベートサロンSmile-dreamを運営しております。

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