嘘や隠し事。
無いことが望ましいものではあるけれど、相手の全てを知っていると自信をもって言えるとも限らない。
もしも、信じていた相手に嘘や隠し事があったとしたら、それが引き金となって離婚を考えることも、あるかもしれません。
それは離婚原因のひとつもなり得ます。
あなたは夫をもう一度信じられますか?
許せる?許さない?
嘘といっても様々。
隠れて借金をしていた、勝手に仕事を辞めてきた、内緒で高額な買い物をしていた、浮気、隠し子などなど、妻の知らない裏の顔があったとしたら。
もちろん、夫婦間において、お互いのことを共有できていることが一番だと思います。
しかし、夫の嘘や隠し事を知ってしまったとき、あなたはどう思うでしょう。
人それぞれ、嘘や隠し事に対する許容範囲が違うので、一概には言えませんが、あなたがそれらを受け入れられるか、否かを判断することになります。
その判断をするうえで、客観的な視点を持ちながら自分の気持ちとのバランスを取ることが大切です。
コミュニケーション不足が大きな原因?
まず、夫の嘘や隠し事が、夫婦生活、家庭生活を継続しがたい事由や離婚原因となりうるかを考えてみましょう。
嘘をついた側の夫は、離婚の意思を伝えても簡単に同意するとは限りません。
もし、調停や裁判になった場合、その夫の嘘や隠し事から起因した離婚に至る事由があったとされれば、離婚が成立する確率も上がります。
妻の知らない借金や、浮気といったものだけではなく、嘘によってどんな影響があったのかが重要となります。
そして、不本意ながら嘘や隠し事をしてしまう夫婦であったことを認めましょう。
それだけ、コミュニケーションが不足していたのかもしれませんし、真実を伝えられない夫側の理由があったのかもしれません。
それが良い、悪いということではなく、事実として受け止めてください。
日本人の離婚の大きな原因の一つは、コミュニケーション不足から発展したものが多いのも事実なのです。
さいごに
あなたは夫に嘘をつかれて、傷ついていると思います。
けれど、どうか自分が被害者だという意識を持ち続けないでください。
それは、結婚を継続するにしろ、離婚を選択するにしろ、あなたにとって不必要なものだからです。
誰かを責めることで、自分を守りたくなる気持ちもわかります。
でも、別れを決断して子どもとの新たな人生を選ぶのなら、可哀そうなあなたではなく、幸せなあなたを選んでください。
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