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離婚に向けての別居前に準備することの心構えと注意点

荷物

出典:pixabay.com

離婚を前提に別居を考えた時の注意点があります。

一番大切なのは感情に任せて家を出ないこと。安易に家を出てしまうと離婚した場合に必要な様々な手続きができなくなることがあるからです。ですから離婚した時に困らない為に事前準備は、とても重要になります。

結婚に関しては、同居の義務がありますので強引に家を出ることはオススメ出来ません。(DVの場合や婚姻するにあたり継続しがたい重要な理由がある場合は、この限りではありません)実家に戻られるにしても独り立ちするにしても勢いで別居は避けて頂きたいと思います。




準備しなければいけないこと

別居前に準備をすることは、数多くあります。住宅ローンの有無や通帳の把握、婚姻費用の有無を把握しておくことや源泉のコピーなどを用意しておくことが必要です。離婚に
なった時に、いろいろ誤魔化されない為に必要になりますので家を出る前に調べておいて下さい。

独り立ちする場合の事前準備

家を出られて自分一人で生活をする場合。離婚後に生活をしていくには仕事をしなければ生活が成り立ちません。家を出て部屋を借りる時にも、仕事をしていた方が有利となります。次に必要なことは、入居資金・引越し資金・生活に必要な家電製品など~諸々です。

また、当面の生活費も必要になります。別居中の婚姻費用をどれだけ用意してくれるのかも、きちんとして話し合って決めておくことです。尚、お子様を連れる場合は預け先や学校の手続きなども時間がかかりますので、その事も考慮して時期を決められるのが良いかと思います。

費用はどのぐらい必要?

ここでは賃貸を借りる場合の費用をお伝えしたいと思います。別居をするには一般的に約60万程かかりますが、コストを抑えること可能です。先ず入居費用は物件に寄って敷金・礼金0円もありますし敷金だけの所もあります。入居費用だけでも大幅にカットできるのではないでしょうか。

また、電化製品などは新品にこだわらなければ、今はリサイクル
ショップやインターネットなどでお値打ちに購入出来ます。最後に引越しですが、これも引越し業者によって値段が様々なので何社か見積もりを取り比較されると良いでしょう。

さいごに

このように離婚準備にやっておくべきことも含めて別居には準備期間が必要です。住まいも離婚の話し合いの間だけなのか、離婚後も住み続けるのかも考慮しなければなりません。いずれにしても別居の先には離婚だということを認識されて経済的なことだけでなく精神的にも自立する覚悟が必要です。

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