DV、モラハラの場合診断書をとりましょう。
肉体的、精神的苦痛な時は、冷静な判断はできないかもしれません。
しかし、相手は暴力だと思っていないことが多いものです。
やられた側が嫌だと思えば、暴力なのです。
やった側、やられた側では、話の食い違いも出てきます。
法的なところに出れば、お互いに自分を守ろうとするのは、当然な行動かもしれません。
その為にも、診断書をとりましょう。
診断書は医療機関・提出は調停員
ケガが治ってからでは、診断書はとれませんので、なるべく早く医療機関へ行き、診断書を書いてもらいましょう。
また、精神的苦痛は、心療内科等にかかり、書いていただきましょう。
費用はかかりますが、診断書は、調停、裁判には有力な証拠になります。
医療機関では、相手がいる場合、治療費は自費負担になります。
そして、経緯等、詳しく医師に説明することになりますので、病院選びも重要となります。
(病院によっては、断られるところもあるそうです)
警察へ被害届を出した時の証拠として提出します。
調停を立てたら、調停員に証拠のひとつとして提出します。
有効な証拠のために
「診断書をとろう!」と思うのは、きっと切羽詰まってきた時ではないでしょうか。
離婚には、当然相手がいます。
相手が納得しなければ離婚成立はせず、話し合いができなければ、調停離婚へと。
成立しなければ、最終的には裁判へとなります。
少し先のことを考えて、離婚を進めるために、また慰謝料等視野に入れ、診断書は有効な証拠のひとつと覚えておきましょう。
離婚調停では診断書が必ず必要なものではありません。
そして、診断書があるからと言って、「離婚ができる」「裁判に勝てる」「慰謝料はもらえる」というものではありません。
事実であるという証拠のひとつです。
少しの勇気で未来が見えることも
診断書をもらいに行くときは、夫婦間のトラブルを他人に話すことになるので、感情的になり、とても辛いかもしれません。
しかし、心や体にキズを追うというとこは、それ以上にとても辛いことです。
離婚を有利に進める為の準備として、少しだけ勇気を出してください。
さいごに
診断書と合わせて、他の証拠となる写真や日記などの記録、これまでに相談した機関等あれば、書き留めておきましょう。
診断書だけでは十分な証拠とは言えませんし、話し合いが一番優先されますので、診断書があるというだけでは決めることはできないということを頭に入れておくことも必要です。
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