女性の社会進出が進んでいるなかで、いま「女性トラックドライバー」が急増しています。
なぜトラックドライバーの需要が高まっているのでしょうか?
ネット通販利用者が急増
その理由として、インターネット通販の利用者が増えたことが大きいでしょう。
10年前と比較するとインターネット通販利用者は倍近くに増え、現在は日本人の4割近くが利用しています。
そういったことから、ドライバー業界は深刻な人手不足に悩まされ、女性雇用に力を入れ始めているのです。
トラガール促進プロジェクト
申告な人材不足を解消すべく、国土交通省は女性トラックドライバーの活躍を促進するためのさまざまな取り組みを進めています。それが「トラガール促進プロジェクト」です。
「トラガール」とは「女性トラックドライバー」を指した造語。
国土交通省はこのプロジェクトによって、平成32年までに運送業・建設業に携わる女性ドライバーを4万人にまで増やすことを目標にしています。
男社会で女性ドライバーが活躍
特に配送業については、「女性の配送業者さんだと安心して玄関を開けられる」といった利用者の声もあり、元気に活躍する女性トラックドライバーが増えています。
シングルマザードライバーの実態
では、シングルマザーがトラックドライバーとして働く場合、その実態はどうなのでしょうか?
シグマルは女性ドライバーとして活躍するシングルマザーのAさんにインタビューしました。
Aさんが働くのは、ネット通販商品の配送事業があり女性ドライバーも活躍しいるラリー株式会社。
Aさんは中学生の娘がいるシングルマザーです。離婚を機に他県から引っ越して、現在ラリー株式会社のドライバーとして活躍しています。
お客様に覚えてもらえるドライバーに
まだまだ男性社会が残るトラックドライバーの世界で、シングルマザーが働くことは大変ではないのか?
Aさんに質問したところ、「この仕事を選んだきっかけはなにより運転が好きだということ。家庭と仕事との両立は娘が手伝ってくれることが励みになり頑張れる。」と言います。
また、配達先のお客様との会話で自分のことを覚えてもらえることがやりがいにもなっているようでした。
何より大切なのは娘のこと
出典:pexels.com
Aさんに離婚して大変だったことを質問してみると、それは娘がいじめにあったことだという。
そのとき、話し合える人や助けてくれる人が周囲にいなかったため解決ができなかったそうです。
しかし、このことは休日には娘と話したり一緒にいる時間をつくるよう、改めて心がけるきっかけにもなったとAさんは語ります。
「仕事の面でも娘に苦労させたくない」ということが、さらに仕事のやりがいにつながっているようでした。
Aさんからドライバー希望の女性へ
ドライバーは一人でやる仕事ではありますが、ドライバー仲間やスタッフとの連携があってはじめてこなせる仕事でもあります。
わからないことはいつでも先輩や仲間がサポートしてくれます。
周囲に協力してもらいながら、自分なりの配送コースがわかってきたり、お客様にありがとうやお疲れさまという温かい言葉をもらったり、そうして成長を実感できる職業です。
1日のスケジュール
- 荷物の仕分け
- ルート確認と荷物の確認
- 午後便の荷物受取
- 持戻※や日報など締め作業
※訪問したが何らかの理由(不在、住所不明など)で持ち帰ることになること
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興味のある方はぜひご連絡ください。
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