手に職を付けるだけで世界が広がる!女性でもできる人気の電気工事士

シングルマザーになると言うことは、一家の大黒柱にもなり、精神面だけなく金銭的な面でも子どもたちや家庭を支えていかなければならない存在です。

生活が一変し、様々な不安に押しつぶされてしまう前に、自分が出来ることを考えながら先を見据えた行動を、始めてみませんか?




女性の心遣いや繊細さが活かせる仕事

女性清掃員
出典:pexels.com

男性に多い職種でもある電気工事士ですが、近年では女性がこの仕事に付くことも多くなり、男性では入りづらい一人暮らしの女性の部屋や女性専用のサロンなど、業者側も利用する側も、異性と言う壁で少し躊躇しやすい場での仕事がやりやすくなってきました。

また、お年寄りだけでお住まいの家庭も増えてきているため、そういったご家庭へ訪問するのであれば、女性ならではの心遣いや、繊細さが活きてくる仕事にもなってきているのです。

電気工事士って?

電気工事士とは、ビルや商店、一般的な住宅などの電気設備を行うことができる資格で、第一種と第二種の2種類があります。
工事の内容によっては、この資格を持っていないと電気工事を行ってはいけないと言うことが、法的に定められています。

第二種は、一般的な住宅や小規模の店舗などの電気設備が可能で、第一種は、第二種の内容に加え、工場やビルなど、最大電力が500キロワット未満の電気工事を行うことができるのです。

松浦鈴枝

シングルマザーであり女社長の『女性技術者育成支援』その足場固め

2017年5月19日

女性の電気工事士が求められる理由

電気工事と言うと、どうしても男性の仕事のイメージがありますが、女性が社会の中で力を発揮している今の時代。
今まで男性の職種だと思われていた仕事でも、徐々に女性でも活躍できるようになってきていて、それに挑戦する女性も増えてきています。

お客様のメリット

ときに、力を必要とする場合もありますが、物騒な事件が多くなってきている現代。
女性のお客様への防犯面で安心していただけるのは、女性の電気工事士であり、堅実な態度に信頼感をもってもらえるので需要も高まってきているのです。

また、電気工事関連の会社によっては、取引先や打ち合わせの中でもスムーズに話が進むよう、事務員の方にも、この電気工事士の資格取得を奨めている会社もあるそうです。

電気工事士の資格を取得するには

電気工事士第一種、第二種とも、年齢や性別、学歴など関係なくどなたでも受験できます。

筆記試験に合格すれば、技能試験が受けられる2段階の試験になっていて、第二種の場合は、高校や大学などで電気工学の課程を卒業していると、筆記試験が免除されます。

また、第一種に関しては、試験に合格しても実務経験が3年から5年無いと資格所得はできません。

工業高校や専門学校など電気工事士の養成を主としている学校であれば、実習や試験対策なども行っているので、合格率も高く、就職にも繋げやすくなっていますが、通信講座などもあるので、学校に通わなくても学べる事が出来ます。

※ 電気に関わる資格と種類についてはこちらのサイトを参考にしてください。
電気設備の知識と技術:電気の資格と種類

シングルマザーでも出来る!女性の技術職

母子
出典:photo-ac.com
近年、女性の可能性を引出し最大限に活かしていこうと動きだし、電気工事士等、女性の技術者の育成に取り組んでいる団体も出てきています。

女性だからできる、住まいのお手伝い、解決人として女性の働ける場を増やし、前に進めず悩んでいる女性の見本になってみませんか?

女性の技術者が必要な理由

男女の技術の分担や協力が求められている電気工事業界だからこそ、今、女性の技術者が必要なのです!電気工事だけでなく、水回りや玄関鍵のトラブルなど、生活するうえでは切っても切り切れない必要な部分の工事依頼をする時に、「女性スタッフにお願いしたいけどな・・・。」と思う人がどれだけいるでしょうか。

こう言った、ちょっとした気遣いが今後活きてくる技術職。
お客様に安心してサービスを提供できることが、お客様への一番の信頼にも繋がるのではないでしょうか。

いきいき働いている姿は、多くの女性の勇気となり、そばで見ているわが子の笑顔にも繋がるでしょう。

電柱に上っての技術作業は第一種免許が必要で、室内の配線などは第二種電気工事士でも可能です。
第二種にできて、第一種にできないことはありませんが、まずは第二種で女性のきめ細やかさが活かせる、危険の伴わない範囲で実績を積んで行くことでその先の可能性もどんどん広がっていくことでしょう。

「りぶそる」ってご存知ですか?

勉強する女性
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現在、新しい技術職名として「りぶそる」と言う名称の技術職があるのをご存知でしょうか?

住まいの解決人として、住まいのライフラインの相談役や工事などを行う職種で、ハウスクリーニングやエアコン洗浄、水回りやコンセント増設などの電気工事、盗聴・盗撮発見まで、住まいのコンシェルジュとしてお客様をサポートする仕事です。

離婚後シングルマザーになり、仕事面においてなにから始めてよいのか悩まれているなら、まずは技術を学んでみてはいかがでしょうか。安心のお守り代わりにもなりますよ。

※「りぶそる」とは
女性技術者育成事業を行っている一般社団法人レディースライフラインサポート協会様認定のもと行われるメンテナンス事業。
電気工事士資格所持者でなくても、日常の生活においての得意分野を活かした仕事に就くことが可能です。
「りぶそる」についての詳細は
一般社団法人レディースライフラインサポート協会様へ直接お問い合わせください

さいごに

キッチンに立つ女性
出典:pexels.com

まだまだ女性には認知されにくい電気工事士の仕事ですが、お客様の立場になった時、とても必要性のある仕事だと感じませんか?

家事育児をこなしているシングルマザーだからこそ分かる、生活の中での不安や疑問を自分で解決できるようになってみることで、その経験から電気工事の現場で、より分かりやすくより丁寧に、説明、相談、工事が出来るようになるでしょう。
また、お客様からの信頼が、電気工事士としてのやりがいを感じることができるかもしれませんね。

シングルマザーとしてスタートしたばかりの新しい生活を、子どもたちと一緒に笑顔で過ごすために、まずは母親である自分から一歩前に進んでみませんか?

1 個のコメント

  • 初めまして😄
    埼玉県近郊、女性で電気工事士をしています。
    もう10年以上になりますが、最近は戸建て改修の現場が多く、お客様からも、もったいないくらいの評価を頂いております。
    貴社の女性の電気工事士を応援する考え方にとても賛同します。
    以前からそういったホームページがあればいいのに。
    私が作ろうかしら?。
    と思っていました。
    なんとなく、検索したところ、貴社のページにいきつき、とても感動しました。
    まだまだ女性の現場進出は誤解が多いように思います。
    これからも是非頑張ってください。
    私も元気をもらいました。
    m.梅田

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