夏休みに別居決行?ちょっと待って!子どもは納得していますか?

夫と一緒に暮らすのはもう無理!

結婚生活に耐えに耐えかね、夏休みは引越しに絶好の機会だと、別居を決行しようとしている、または決行したあなたへ。

母親にとっては無事引越しが済んで一安心ではありますが、子どもはどんな気持ちでいるのでしょう。

夫に言わずにXデーを決めて引越しを決行

夫といくら話し合いをしようとしても、いつも言いくるめられたり怒鳴られたり、なにも意見を聞いてもらえない。そんな日々が続くと次第に話し合うことも一切できなくなってしまいますね。

そのような状態が続き、夫と一緒に生活するのは精神的にもう限界!

別居が頭をよぎり出すことも。夫に事前に別居したいと言える状況ではないから、やむを得ず、バレないように両親や友人の助けを借り、夫が留守の間に引越しを強行するケースも少なくありません。

夏休みに引っ越すのは子どものため?!

長期休暇だと転校や転園手続きにも時間的余裕があり、子どもにとっても心機一転しやすいだろうと、子どものことを思って夏休みに別居を始める人もいるかもしれません。

夫に引っ越すことを知られないために、子どもにも事前に伝えず、突然引っ越しに連れていくようなことも。その時、子どもはどのような思いをするのでしょうか。

突然、生活環境が変わってしまう子どもたち

事前に知らされないまま突然の引越しをする場合、子どもは友達に挨拶もできないままお別れすることになります。

そして、余儀なく転校させられて生活環境が一変します。また、学校だけではなく習い事などすべて突然取り上げられてしまうのです。

子どもにきちんと話していますか

「まだ、小さいから説明しなくても大丈夫。いずれ大きくなったら伝える。私と同じ思いでいる」

そう思いながら別居を始めているのであれば、必ず子どもの心と向き合う時間をつくってください。

母親に逆らうことができず、言うことを聞くことしかできない、ないしは母親が悲しむ姿を見たくないから母親と同じ思いでいると演じているかもしれません。

子どもはどんなに小さくても空気を読み、本心を口に出せないまま小さな胸をひとりで痛めています。一番わかってほしい母親にわかってもらえないことがどれだけ辛いことか。

別居をするのであれば、子どもがわかるように事情を事前に説明し、子どもの思いを何度も聞いてあげることが母親の役割となります。

子どもの負担を最低限にするために

別居後、子どもと父親の関係はどのようにするのがよいのでしょう。現状では、父親を会わせないケースも多く見受けられます。

子どもは突然友達と会えなくなるだけではなく、父親とも会えなくなってしまい、会いたくても会いたいと言えなくなっているとしたら、どんなに苦しんでいることでしょう。

生活環境や友達関係が変わり、ただでさえ不安でいる子どもがこれ以上不安にならないためにも、父親と変わらず会い続けられることが大切です。

夫ときちんと話し合いの場を

夫から逃げるように別居すると、関わりたくないがゆえに、弁護士に一任し、一切話し合いに応じないという気持ちになりがちですが、子どもがいる以上、別居しても離婚しても親同士の関係は続きます。

これからどのように子育てをしていくのか、親同士どのように関わっていくのかをきちんと話し合いをすることが大切です。

そして、話し合いの間も時は刻々と過ぎていきます。その間に子どもが不安にならないためにも、夫婦問題とは切り分けて、父親を会わせることは続けていくように努力いきましょう。

さいごに

夫婦が破綻して別居することはやむを得ないことです。ただ、一緒に暮らすことができなくなるのはあくまで親の都合、子どもには関係ありません。

住まいが変わることについて子どもがわかるように説明をして、生活環境が変わることへの不安を取り除いてあげること。

そして、父親とは変わらず会える環境を整えてあげることが、子連れ別居するにあたっての親の心構えとして大事ですね。

ABOUTこの記事をかいた人

しばはし聡子

東京都在住。中学生の息子を育てるシングルマザーです。自身の離婚経験を生かし、同じように悩み苦しむ方の手助けをしたという思いから夫婦問題カウンセラーの資格を取得し「後悔しない決断」ができるようサポートしています。また、離婚後の親子関係の継続を重んじ「せたがや離婚・面会交流相談室りむすび」を設立。講演会やワークショップ等を通して面会交流普及活動を行っています。

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