仲良し夫婦のまさかの離婚危機!原因は夫の両親との同居生活でした

当時29歳で結婚した私と43歳の夫。
一回り以上の年の差はあるものの結婚してからも夫婦仲はとてもよく、年上ということもあり優しい夫となら同居生活でも上手くやっていけると思っていました。

そんな私が送った8年間の同居生活と離婚を考えた色々な出来事についてお話していきたいと思います。

今現在夫の両親との同居で悩んでいる方、親との同居が条件という結婚の話が出て悩んでいるという方に少しでも参考になれば幸いです。




結婚スタートからの同居生活

約2年間の交際を経て結婚することになった私たち夫婦。
当時43歳の夫は大きな一軒家を持っており住む場所も困らず良いなと思っていました。

もちろん夫のご両親との同居の話は聞いていましたが、私自身結婚して後も今の仕事を続けるつもりでしたし、家が大きいので1つ1つの部屋が離れていたので関わるのは食事位かなと軽く考えていました。

しかし、この夫所有の「大きな一軒家」が私にとって負の財産だという事に後から気づかされるのでした。

多額の住宅ローン

結婚後に初めて聞かされた月々の住宅ローンの金額。

それは夫の収入の2/3近くあったのです。
この住宅ローンが何とあと20年も続くというのです。
さらに同居した当時のご両親がすでに定年を迎えており年金生活という事もあり、電気代などの光熱費はぜんぶ私たち夫婦が負担することになりました。

他にも火災保険などの保険や車のローンなどもあり夫の収入はすべて支払いに消え、私の給料で食費などの生活をしていくという毎日が始まりました。

キチネット

離婚のための別居前には住宅ローンにまつわる知識をつけておくこと

2017年3月29日

新婚なのにどこにも行けない

辛かったのが新婚なのに夫婦でどこにも遊びに行けないという状況でした。
毎日が仕事と家の往復。
休日は夫と休みが合ってもインドアの夫と、近場でもいいからたまには二人でカフェや映画デートがしたい私。

しかし支払いが多く、お金に余裕がないこともありどこかに行こうと言っても夫の口から出てくるのは「お金がもったいない」ばかり。
結局部屋でTVを見たりDVDを見たりして過ごすのが定番になっていきました。

自分の家なのに居心地が悪い

住宅の名義はもちろん夫ですが、その支払いは私たち夫婦で生活を切り詰めて行っています。
それなのに家にいることが苦痛と感じることが増えていきました。
雲のかかる家
出典:gahag.net

私と夫の休日が合えばいいのですが、私一人が仕事の休みの日などは前日職場の飲み会や久しぶりに会う同級生などと飲みに出かけて帰りが遅くなる日がたまにはあります。

そんな時は翌日ゆっくり寝ていたいと誰しも思うもの。
もともと夫は出社時間が早く朝ごはんを食べない人だったので夫も「ゆっくり寝ていていいよ」と言ってくれるような人でした。
しかし同居しているお義母さんからは不愉快だったのでしょう。

私がまだ寝ていると思ってお義父さんに私の不満を言っているのを聞いてしまったのです。

ショッピングモールの駐車場で寝ることも

それ以来、私一人のお休みの日はお昼寝がしたいと思ったときは近くのショッピングモールの屋内駐車場などに車を止めてお昼寝をしたり読書をしたりして過ごす方が心地いいと思ってしまう自分が居ました。

しかし時々こんなところで何をしているのだろう・・・と無性に悲しくなることもありました。

デリケートな問題

お義母さんとの同居が苦痛と一番感じたのが子どものことでした。

子どもが欲しいと夫婦ともに思っており、なかなかできないことに悩んでいる時期でもありました。
もちろんお義母さんも長男である夫の孫の顔が早く見たいと強く望んでいることも知っていました。

そして子どもが出来ないと悩んでいることにも薄々気づいている様子でしたが、それを夫の姉夫婦や弟夫婦など親族で集まった時に皆の前で「結婚して何年も経つのに何か原因があるの?」と私に聞いてきたのです。

夫はそのとき席をはずしており、私も怒りと泣きたい気持ちを抑え笑ってその場をやり過ごすしかありませんでした。

「同居」を理由に離婚することは可能?

義理の父母との同居を理由にして離婚することは実際に可能なのでしょうか。
それはすべてに言えることですが夫婦両方が同じ意見であることが前提という事でしょう。

同居が苦痛で耐えられない、このままだと精神的に滅入ってしまう危険性もあります。
それを夫が理解してくれ受け入れてくれるのであれば同居を理由に離婚することは可能でしょう。

どうしても夫が受け入れてくれないという場合は、二人で改善策を話し合う必要があります。
同居を解消できる方法を検討したり、義理の父母とお互いの生活に干渉しないというルールを作るなど対策は色々あるでしょう。

同居が原因で離婚する夫婦は意外と多いもの

毎日同じ屋根の下で過ごす家族。
その家族の中の一人のせいで居心地が悪かったり、精神的に苦痛を感じる日々を送るというのはかなりの負担になります。

我慢し続けた結果、うつ病になったという方も少なくありません。
同居の問題はあなた一人の問題ではなく、夫と両親とのかかわり方にも大きな問題があります。
夫が悩みを真剣に聞いてくれないことも離婚の原因となり得るのです。

さいごに

このようにいくら愛する夫のご両親だからといってこちらから歩み寄っても、受け入れてもらえないというケースは沢山あります。

特に姑と嫁というのは、一生涯のライバルともいわれるほどの関係でもあります。
一緒に暮らしてお互いが心地よく暮らせないのであれば同居を解消した方がお互いのためかもしれませんが、それもまずは夫婦ふたりでよく話し合ってみてくださいね。

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