「働く」とひとことで言っても、様々な働き方(雇用形態)があります。
子どもの年齢によって、仕事に費やせる時間は変わってきますが、子どもはいつまでも幼少のままではありません。必ず成長して行くものですから「今だけ」に拘って就職活動をし、安易に働き方を決めてしまうと、そこからなかなか脱出できなくなるのが、日本の雇用情勢の特徴です。
働き方は大きく分けて4種類
- 正社員(短時間正社員含む)・・・無期
- 契約社員(派遣・請負社員含む)・・・有期
- パートタイム・・・有期
- 業務委託・・・契約書を締結する(予め期間の定めがある場合もある)
こちらの4種類から、雇用あるいは契約条件により細かく分かれる場合もあります。
但し、労働基準法で使われている言葉は「労働者」であり、法律上は上記の様な区分はなされていません。上記はあくまでも労働者を区別するために、用いているものとなります。
正社員という働き方
一般的に「会社員」や「社員」と呼ばれる形態が「正社員」を指すことが多く、その中でも総合的な役割の総合職や、総合職以外の一般職など、正社員の中でも細かい区分があります。
「雇用期間の定めのない」雇用を言い、定期昇給制度、賞与、退職金制度、法定福利などがある場合が多く、給与形態は日給月給や月給制といったものになります。
契約社員とは?
正社員との違いは「雇用期間の定めがある」といった点です。企業と取り交わす契約書に基づいた雇用であるため、その期間は様々ですが、3ヶ月から1年が一般的でしょう。
契約社員とひとことで言っても、その詳細も様々であり、契約を結ぶ会社と職場が異なる働き方の派遣社員も、この契約社員に当てはまります。給与は時間給で計算されることが多いです。
パートタイムという働き方
同一事業所の中で1週間の所定労働時間が、正社員に比べて短い働き方を指します。
正社員の定時が9時~18時である中で、パートタイムは10時~16時までという時短勤務。
あるいは、通常「週5日勤務」の中で、パートタイムは「週3日勤務」という勤務日数を減らした働き方などがパートタイムに当たります。
業務委託とは?
雇用先は企業ではなく、企業などから業務の依頼を受けて仕事をする働き方を指します。
仕事の内容ごとに契約を結んでいくことが多いのですが、その都度請けた業務を理解し、それを遂行完了させる責任能力が問われます。
さいごに
以上が、4種類の大まかな働き方です。
ここでは、これらの詳細については述べていませんが、それぞれが持つ特性があります。
シングルマザーが子育てをしながらも、また、収入やキャリアアップ、将来性を考えた時にはどれが適切であるのかなど、しっかりと考えてきたいところです。「仕事」とは、生涯を左右してしまう大切なことだけに、広い視野で見据えていただきたいと思います。
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