<女性の自立・キャリアアップ・1>
働き始めてから29年が経過し、「女性が自立することの大切さ」の「本質」がようやく見えてきた私ですが
その間に経験した主な職業は
- 美容師
- パソコンインストクター
- Webサイト制作
- 人材コーディネーター
- セミナー講師業
シングルマザーとして生きていくために、性格上最も苦手とするホステス・コンパニオンも。
経験した雇用形態は、アルバイト・自営業・派遣社員・正社員。
職業だけを見ると、一貫性があるようにはとても見えませんが、今の私が私として存在しているのは、自分で選んだ道を思いのまま突っ走ってくることができたからでしょう。
会社の成長が遣り甲斐・生き甲斐
そんな私が、何よりも今1番に大切にしている業務は、人材育成と会社経営。
- Webライター育成事業
- Webライティング・コンテンツ作成事業
ふたつの事業を展開し、運営しています。
ここに辿り着くまで山あり谷あり、今もまだ尚続く課せられた課題をこなしながらも
「如何なる環境でも、女性が働き続き続けられる環境づくり」をコンセプトにした事業に注力しながら、在宅ワーク能力を身に付けることを推奨しているのは、これからお話しする私の職業経験とシングルマザーとしての20年間の経験が物語っています。
社会人デビューは美容業界
自分がどの職業で生きていくのかを決めなくてはいけない、数年後に卒業を控えた学生の頃、人を美しくする職業に憧れていた私は、何の迷いもなく、美容師という職業を選択しました。
子どもの頃日本舞踊を習っていた私は、髪の毛を結うための準備に、発表会前夜には母親にカーラーを巻いてもらったりして、子どもながらに少し大人になった気分を味わい、当日はメイクをするということも嬉しくて、ちょっとした優越感を味わっていたことを今でも覚えています。
そのためか、装うということにはとても興味を持ち、ヘアスタイルもその日の気分で変えてみたり、そんなふうに変化を楽しんでいた毎日を送っていたので、私が美容師という職業を選択したのは自然の流れだったと思います。
美容師は好きな仕事のひとつ
生きていくために、自分の可能性を見出すために、社会人になってからは美容師以外にもいろいろな職業にトライしてきた今、「経験してきた職業で1番好きだった仕事は?」と聞かれれば、きっと「美容師」と答えることでしょう。
出産後仕事に復帰するために
長男が生後6ヶ月の頃、どうしても「仕事がしたい」衝動にかられ、そして美容師業という仕事に復帰しようと思った私は、見つけてきた美容院に面接に行くも、その面接の最中に、美容院のオーナーから聞かれたことは
「子どもが熱を出したら誰が子どもを見るの?土日曜日は出勤してもらわなければいけないけれど、その間誰が子どもを見るの?」の問い。
そのとき、何も答えることができなかった私。
サービス業が稼ぎ時の週末は、保育園は休園であり、子どもが熱を出せば預かってもらうことはできません。
「手に職を付け国家資格を持っていても、この業界は、女性が出産をすると簡単に戻れる場所ではない」ということをこの時にはじめて、気が付いたのです。
戦士でなければ戦力にはなれない
今でこそ、美容師業界でも「ママさん美容師・パート美容師Welcome」の風潮が濃くなりましたが、当時(1992年)は、「戦力として活躍できなければ、戦士として中には入れない(戻れない)」という衝撃をこの時受けました。
キャリアがリセットされる
何らかの事情により、「働く」というところから離れてしまった女性は、積み重ねてきたキャリアがリセットされ、「再び働く」というところに戻ったときには技能も賃金も立場も、もう一度積み重ねていく努力が必要となる・・・。
人として様々な経験値を積み、成長を重ねているはずなのに「職業人」という立場に立った時、そういったものがほぼ無効となる・・・。
なぜ「日本という国は、これを問題視してこなかったのだろう」ということへの疑問が、ふつふつと湧き始めました。
まさに今の私をつくる原点となった
ですが、振り返ってみると、「すべての女性が働き続けられる環境づくり」を想い描きながら、キャリアアップを図ってきた私にとっては、まさにこの時の出来事が、「今の私をつくる原点になった」と、感謝すらしています。
出典:pixabay.com
勿論、女性自身が自ら「職業人として一線に戻りたい」と望んだとしても、簡単に以前のポジションに戻ることができないということは、なにも美容業界に限ったことではないでしょう。
「女性は自分の人生の生き方を選択することができます。選択できるが故に、その選択が生き難くならないように」
「女性が働き続けることの尊さ・どの道を選択しても女性が自分の足で立つことができるように」
そんな想いが今、子育てしながらも家族の介護をしながらも働き続けられる環境『在宅でもできる仕事・Webライター育成』に繋がっています。
「子育てと仕事の両立への挑戦」に向かって
まだシングルマザーとなる前に「女性が働き続けるということ」を心のどこかで、自分の人生のテーマと考えながら歩み続け
そしてシングルマザーとなってからはただひたすらに「子育てと仕事の両立への挑戦」
そうしながらも野望を常に抱きながら「いつか自分の想いを形にするための事業を立ち上げたい」と積み上げてきたもの。
ストーリー型式でお伝えしていきたいと思います。
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