1年間過ごしてみて小学校と保育園の生活の違いに気づきました

ランドセルを担いだ女の子

新入学の季節ですね。子どもが小学校へ入学すると言うことは、子どもにとってもママにとっても、人生の一大イベントです。シングルマザーの皆さん、大半は保育園に預けていたかと思いますが、小学校に入ってからの毎日は、正直驚きの連続です。もちろんそれは、子どもの成長だったり、聞かせてくれる学校での様子だったり…今回は、保育園生活から小学校生活への変化を、書いてみようと思います。




保育園の卒園式

出典:photo-ac.com

 私の息子は、今年の4月から2年生です。つまり去年のちょうど今頃、卒園式でした。息子は、私の離婚をきっかけに同じ区内の保育園で転園をしています。最初の保育園は0~4歳まで、その後5~6歳の卒園までを転園したところで過ごしました。初めは、緊張と戸惑いを隠せずにいた息子ですが、知らないうちにお友達と仲良くなっていて。子どものこういうところっていいなと、いつも温かく見守ってきました。そんな息子の卒園式。私は、たった2年しか過ごしていない保育園だったのに、その息子の頑張っていた姿が頭に浮かんで涙が止まりませんでした。

子どもはもちろんママも頑張りました証書をもらった気分でした

卒園式の後、担任の先生から言われた言葉があります。

「ママも今日は卒園式だね。今までの苦しかった毎日のママからは卒園。小学校に上がったら、きっと子どもが少しずつ助けてくれるようになるからね。よく頑張りました!」

そうか、見ていてくれる人はいたんだな。私も頑張っていたんだ。と、少しの自信を持ちながら息子と私は無事に卒園したわけです。

入学式までの準備期間

 卒園式が終わり、3月末までは普通に登園。では、4月からは?と言いますと、働いているお母さんなら学童に連れていきます。うちの場合は、すぐに学童に入れませんでした。ただ、息子の障害で放課後デイサービスを利用できたので、4月1日からは放課後デイに送迎していました。

毎日のお弁当で悩んでしまう

保育園は給食だったけれど、今度からはお弁当。学校の給食が始まるまでざっくりと考えても3週間くらい…正直自信がありませんでした。毎日お弁当を作ったことなんて、結婚していたときだし。お弁当のネタもワンパターンになりそうで不安。それでも、毎日なんとか工夫してやり切ることができました。

この言葉にとても救われました

毎日のお弁当が苦しくなってきて。そんなときに、福士の担当の方や周りのお母さん達からアドバイスをもらったことがあります。

「絶対にお弁当を作ってあげたい気持ちは本当に偉い。でも、それでお母さんが参ってしまったら元も子もないし。子どももたまにコンビニのおにぎりを期待しているかもしれないよ。」ここで私は、自分が無理をするのではなく、そして子どもにもたまにある“特別”つまりコンビニのおにぎりでも逆に良いんだと、今までのがっつり頑張りすぎていた自分に気づきました。

子どもが持って帰ってくるのは宿題もだけど、いちばんのお土産は“その日の出来事”

 1年生になって、数カ月の頃。宿題をどっさり持って帰ってくるのが当たり前になりました。息子は、なかなか集中力が続かない特性があるので、何回かに分けて宿題に取り組んでいますが、その中でだいじな時間を忘れていました。“今日、どんなことがあった?”と聞くことです。保育園では送迎だから、帰り道に「今日はどうだったー?」なんて会話をしながら帰っていました。小学校に上がってからは、「宿題やったの?」に変わってしまって。今はそれを忘れないように、夜ご飯の時間には息子の1日のお話を聞くようになりました。  小学校に入った途端、保育園とのギャップになかなか、気持ちも体力的にも追いつかない毎日でした。それでも、いろんな気づきがあって。こうやって、子どもと一緒に成長していくんだなと、毎日が新鮮ですよ。きっとこれから先も、こうして気づきの連続なのでしょう。

ABOUTこの記事をかいた人

はやふね こなみ

発達障害ADHDの息子と二人で生活しています。私自身も難聴を抱える補聴器シングルマザーです。離婚してからしばらくは実家にいましたが、私を一人で育ててくれた母もいなくなり、息子と本当の二人暮らしになってからの毎日はとにかく工夫の連続です。シングル歴はまだ3年ですが、いろんな家庭に向けてためになる情報だったりわくわくするような情報をお届けできたらと思っています。

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