私は、シングルマザーになってからまだ3年目ですが、この3年のなかでたくさんの人たちに出会い支えられて今日まで来ました。
悲しい別れもあったし、今もまだ続いていく出会いにわくわくしている毎日でもあります。
ただひとつ、どんな人たちと一緒にいてもやっぱり大事なのは子どもの存在なのだと強く思うのです。
シングルマザーの出会い
結婚していたときは、ほとんどを家の中で過ごし、知っている人ばかりに囲まれた毎日でした。
家族・友達(ママ友)・ご近所の方…
きっとそれはそれで幸せだったのかなとも思います。
だけど今、自分がシングルマザーになってみて、はじめて外に出て働くということ。
社会にはいろんな人とのコミュニケーションであふれかえっていること。
家族以外での信頼関係の築き方。
本当にいろんなことを学んだし、いま現在も学んでいる最中です。
人とのかかわりを持つって、それなりに疲れてしまう時もあります。
だけど、自分からコミュニケーションの輪の中に入ることで、いろんな出会いや可能性を見つけることができるのです。
シングルマザーと友達
友達は、いくつになっても大切な存在です。
男女ともに年齢も関係なく素の自分で付き合っていける部分もあります。
小さい頃からずっと付き合っている幼なじみや今日まで付き合ってきたママ友は、悩みを共有したりくだらない話で盛り上がったり。
とても大切です。
そして私は、今の会社でずっとこれからも付き合っていきたい友人たちと出会いました。
性別年齢はばらばらだけど、共通している目標だったり価値観が同じという点から、どんなに一緒にいても苦痛を感じません。
私が感じたこと。
それは、本当に引き寄せの法則ってあるのかもということです。
シングルマザーに好きな人ができた時
好きな人、女性なら素敵な人間的に魅力を感じる人を好きになっても自然なことです。
ただ、私は離婚当初、子どもを守るために私が恋愛をしている場合ではないとかたくなに言っていました。
だけど、一緒にいて本当に心から安心できる人には、どうしたって惹かれてしまうのですよね。
それが、決して悪いことではないと自己嫌悪から抜け出した時、子どもは応援してくれました。
つまり、その男性は私の子どもに対しても常に気持ちを考えて動いてくれたからです。
私は子どもが成人するまでは再婚しないと思っていますし、今は自分と子どもの生活に一生懸命な毎日が楽しいのです。
未来がどう変わるかはわかりませんが、今が私と子どもにとって幸せなら、多くを望まないのです。
シングルマザーに大切な人との別れが来た時
私を一人で育ててくれた母との別れは、私がシングルになって1年経たないくらいの時でした。
母は末期癌で、最期の日も私を待っていたくらい、いつも私を心配していた母でした。
喪主を務めた私にみんながかけてくれた言葉。
「たくましくなったね」
「もう一人で頑張っていけるね」
生まれて初めて、こんな言葉をもらったので私は泣くこともできずにただただ毎日一生懸命に過ごしました。
それから1年経って、やっと少しずつ弱い私も見せられるようになり、周りからのサポートに感謝の日々です。
それも、子どもと二人だからこそ助けてくれる人たち、支えになってくれる人たちに恵まれたのかなと、なんだか不思議なのです。
今の私たち親子が幸せに居られるのは周りがあってこそ。
だけど、周りの環境に恵まれたと感じるのは、親子二人きりだから。
出会いは様々な形でやってきます。
その世界に飛び込むかやめておくかは自分次第ですが、一度飛び込んでみて、ちょっと思っていた世界とは違うと感じてもこの先にはいくつもの出会いが待っていると、未来に希望を持っていてくださいね。
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