子どもと二人きりの日々は頑張っている親子にとって絆を強くするための毎日

なぜ、離婚という道を選んだのかはその家庭それぞれに理由があると思います。

どちらが悪いとかではなくて、きっとお互いにとって良い方向に進むためのプロセスだったり、道しるべだったのかもしれませんね。

だから決してこの選択は間違いではなく、でも完璧に正しい答えかと言われたらそれもちょっと違うかなと思います。 だけど、その中でもたくさん得るものがあるのだと言うことに気付いてほしくて、この文章を書いています。




7歳の息子と頑張るために勇気を出したこと

とても勇気がいりました。離婚を切り出したのは私からで、社会経験のほとんどない私が、親子で障害を抱えながら本当にやっていけるのかと。

それでも、子どもとの時間が増えるのであれば、もっともっと接することができるなら。

守れるのは私しかいないと覚悟をして当時、元家族に話しました。

冷たい言葉やひどい言葉もたくさん受けました。

それでも、私が強くいられたのは、この時に実家で子どもが待っていると思ったから。

帰れば、これから子どもとの時間が増え続けていくと思うと、この瞬間の恐怖に耐えられたのかもしれません。

この時に、人生で初めての大きな頑張りを出したから、今の私に勇気がつきました。

毎日頑張っているのは、親子どちらにも言えること

実家に住んでいた頃、母だったり周りに頼れる人がいたから少し甘えていた私です。

だけど、今は完全な二人での生活。

毎朝一緒に「行ってきます」の日々。

でも、同じ時間帯や同じ行動は、子どもにとって心強いのではないかなと思うのです。

「お母さんも同じように動いてるから、きっと僕の気持ちもわかってくれる」

朝のばたばたした時間も、子どもなりに一生懸命動いて困らせないようにしているはずです。

だからその逆もあります。

子どもの気持ちになった時。

朝から大きな声で注意をされっぱなしなら、家を出る前からなんだかどんよりした気持ちになってしまうかもと。 そう考えたら、忙しい朝や休む間もない帰宅後も、親子で同じ行動ができると言うことが絆を強くしてくれるかもしれないと思うのです。

1週間頑張れば休日には親子の時間が待っているから

出典:pixabay.com

二人きりの生活になって、毎日時間が進むのを早く感じます。

朝から夜まで自分の体力と生活は本当にぎりぎりで…

本当はもっと子どもと何かできる時間が欲しい。

それはきっと、子どもも同じ気持ちなのではないかなと思います。

だからこそ、休日は親子の素を全部出せる日にしています。

楽しいこともわくわくすることもあります。

だけどそればっかりじゃなくて、時にはこの休日に喧嘩をしたりいつも話せない本音を親子それぞれに話すこともあります。

平日にゆっくりできる時間がないからこそ、休日をたくさん親子の時間に充てること。 それが「また明日から頑張ろう」と思えるパワーの源です。

子どもの寝顔を見て思うこと

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「いつの間にこんなに大きくなったんだろう」毎日学校に通う子どもの寝顔を見て、必ず思うことです。

離婚したときは、まだ保育園の年中さんで毎晩一緒にベッドで寝ていたのに、夜は一人で寝れるようになって。

指しゃぶりこそまだ取れないけれど、顔つきはもう赤ちゃんじゃなくてしっかりしている。 きっとこの先も成長はあっという間で、いつかは自立していく子どもだからこそ、今の毎日、日々の瞬間を本当に大切に思うのです。

たくさんの家庭があって、その中にシングル親子がいて、さらにいろんな形のシングル家庭があって。

様々な形がある中でも、こういった小さな幸せの瞬間は、頑張っている親子の元にきっともう届いているのではないでしょうか。 そして親子で頑張り続けている限り、これから何度も何度もその瞬間は訪れるのか、なんて思います。

ABOUTこの記事をかいた人

はやふね こなみ

発達障害ADHDの息子と二人で生活しています。私自身も難聴を抱える補聴器シングルマザーです。離婚してからしばらくは実家にいましたが、私を一人で育ててくれた母もいなくなり、息子と本当の二人暮らしになってからの毎日はとにかく工夫の連続です。シングル歴はまだ3年ですが、いろんな家庭に向けてためになる情報だったりわくわくするような情報をお届けできたらと思っています。

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